アクション

サラマンダー

炎と戦え

長い眠りから目覚めた邪悪なる巨大竜“サラマンダー”と人類の闘いを描くサバイバル・アクション!

ストーリー:”サラマンダー”、それはかつて地上に君臨した邪悪なる巨大竜。彼らはその想像を絶する獰猛さで恐竜を喰らい、紅蓮の炎で地表を焼き尽くし、そして恐るべき繁殖力で地球を支配した。それから6500万年後。ヤツらは長い眠りから目覚め、今度は人間を餌食にし文明を破壊し始めた! 巨大な翼を拡げて大空を飛び、地獄の業火を放つサラマンダー。生き残るのは、人類か?それとも「ヤツら」か!?存亡を賭けた死闘の火蓋が今、切って落とされる!

出演:クリスチャン・ベール、マシュー・マコノヒー、イザベラ・スコルプコ、ジェラルド・バトラー、スコット・ジェームズ・モウッター、デヴィッド・ケネディ、アレクサンダー・シディグ、ネッド・デネヒー、アリス・クリーグ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ マコノヒーとベールが共演してるとか、豪華過ぎるだろ!

この作品は、個人的にはジャンル別けに悩む作品です。アクションであり、アドベンチャーであり、SiFi (サイエンスフィクション)であり、パニック映画であり、恐らく監督さんからは否!と言われるかもしれませんが、よくできたB級映画で底抜け超大作でもあると思います。(笑)ストーリーは単純です。舞台は大英帝国、工事中に偶然発見された洞窟から巨大なドラゴンが蘇り、全世界が破滅へと向かうなか、主人公(クリスチャン・ベール)と、アメリカからやって来た義勇軍(士郎正宗の漫画でいうところの最悪な連中)のリーダー(マシュー・マコノヒー)とその仲間のヘリ操縦士の女性兵士が、力を合わせてドラゴンのオスを倒すというもの。役者陣が今をときめく方々ばかりで見ごたえもありますし、中ダレもなく、こそばゆくなるようなセクシーシーンも無く、とても楽しく視聴できるかと思います。特筆すべきはメイキング映像での、炎の特殊効果の演出過程の説明です。あのシーンはこんなふうに撮っていたのかと、感心しました。人間がドラゴンにパクリっ!と食べられてしまうシーンがありますので、全年齢向けではないのですが、アドベンチャー・パニック系の映画がお好きな方なら大好きな作品になるかと思います。星はカメレオン俳優、マコノヒーのハゲ頭に感服しましたので5つです!

★★★★☆ 変な期待を抱かなければ楽しめる作品

予告編ではたくさんの火噴き竜が舞うイメージを抱いてしまうし、邦題がモロ火噴き竜をメインに据えたイメージを抱かせるので、ファンタジックなドンパチ作品を想像すると肩透かしを食らいます。原題は『Reign of Fire』といい、言うなれば「炎の支配」とでも言いましょうか、火噴き竜が焼き尽くした都市に為す術もなく隠遁生活を強いられた人間の物語です。その強大な力に非力ながらも立ち向かう人間の弱さが描かれているのが面白いです。ファンタジーの世界の生き物を現実社会に持ってきてリアルに捉えるさまは、『ゴジラ』にも通じるところがあります。また、この作品はイギリスが舞台となっていますが、イギリス人とアメリカ人のスタンスの違いがシニカルに描かれています。そこらへんを楽しめる方にはオススメです。予算を馬鹿みたいに特殊効果だけに使うのが映画ではないです。

作品の詳細

作品名:サラマンダー
原作名:Reign of Fire
監督:ロブ・ボウマン
脚本:グレッグ・チャボット
公開:アメリカ 2002年7月12日、日本 2003年5月17日
上映時間:103分
制作国:アメリカ
製作費:6000万ドル
興行収入:8200万ドル
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