実際にアメリカで存在しているとも言われ、その力は世界を動かすと言われている“ある巨大秘密結社”をモチーフに、普段では決して見ることのない裏の社会が描かれたノンフィクション的戦慄のドラマ
ストーリー:アイビー・リーグに通う学生の中でもごく少数の幸運な青年にだけ、その権力の扉を開く超秘密主義の結社「スカルズ」。大学きってのボート選手ではあるものの、青春をむだに使っている気の毒な青年ルーク・マクナマラ(ジョシュア・ジャクソン)は、「スカルズ」へ入会できる数少ない学生に選ばれる。「もしそれが秘密のエリートだけのものなら、善良であるはずがない」と大学新聞の記者であるルームメイトに忠告されるが、豪勢な贈り物に目がくらみ、石造りの部屋でたいまつの灯りに照らされて行われる秘密めいた儀式の誘惑には勝てないルークだった。そうこうしているうちにルームメイトは殺害され、さらにルークの「スカルズ」における“ソウル・メイト”、ケレブ・マンドレーク(ポール・ウォーカー)が事件の第一容疑者となってしまう・・・。
出演:ジョシュア・ジャクソン、ポール・ウォーカー、ヒル・ハーパー、レスリー・ビブ、クリストファー・マクドナルド、スティーヴ・ハリス、ウィリアム・ピーターセン、クレイグ・T・ネルソン、マリン・アッカーマン
★★★★☆ 最後は信頼関係
ある苦学生に「秘密結社スカル」が入会を打診してくる事がことの始まり。入団すれば以後、金銭的に心配もいらないし社会階的立場をも約束されるエリート集団の一員となれる事に惹かれ、恐る恐るしかし誇りも持って入団式に臨む。そこで初めて引き換えに道徳や正義、今まで培った友情さえも否定される組織の実態に触れる。さてどう動くのか?結社の上層部では社会的頂点を目指す人間が思惑を持って動き回る。主人公を身近に感じられる世代の人間にはもちろん、人間関係の機微に悩む世代にも大いに引かれるサスペンスストーリーとなっている。思わせぶりな終わり方もいい。
作品の詳細
作品名:ザ・スカルズ/髑髏の誓い |
原作名:The Skulls |
監督:ロブ・コーエン |
脚本:ジョン・ポーグ |
公開:アメリカ 2000年3月31日、日本 2001年5月12日 |
上映時間:107分 |
制作国:アメリカ |
製作費:3500万ドル |
興行収入:5000万ドル |
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