開拓前の豊かな大自然に包まれたアメリカの大地を、力強く駆け回る野生馬スピリットの姿に胸躍らされる冒険物語!
ストーリー:アメリカ西部の地、シマロンで生まれた野生馬スピリットは、母と仲間を愛する群のリーダー。ある日、開拓者に捕まってしまった彼は、騎兵隊に売られ、毎日激しい調教を受ける事になる。しかし野生馬としてのプライドを捨てないスピリットは、インディアン・ラコタ族のリトル・クリークと出逢い、彼とともにキャンプを脱走!彼らを待ち受けるさまざまな苦難に、勇敢に立ち向かっていく!
★★★★★ 何度見ても感動する作品
美品でした。何度見ても良い作品。よくあるストーリーなのだけれど、馬が人の言葉を無理やり喋らされていないところと、インディアンの青年の誠実な行動が、とても心に残り、見るたびに感動する。このシンプルなストーリーには、ことさらに先住民と入植者の問題が盛り込まれずに描かれていることで、より先住民の精神や生き方が浮き彫りになっていると思う。
★★★★★ きれいな涙
レインと自由の狭間で揺れるスピリットの気持ちや、プライドを傷つけられても「馬には馬の誇りがある!」と立ち上がる気持ち、色んな所にちりばめられたスピリットの「心」に「きれいな涙」を何度も流しました。上演前、「何で『きれい』なんだろう?」って思っていましたが、あのキャッチフレーズはぴったりでした。銃弾に倒れたレインと縄をかけられ引き離されるシーン、疲れ果てて列車に乗せられ仲間たちへの思いを吹雪の中に見るシーン、故郷へ沈んでゆく太陽を見て再び立ち上がるシーン、そしてクライマックスでの、谷間を羽が生えたように飛び越えたスピリットに、スネークが敬意を払い仲間の銃を下ろさせるシーン。ずっと感動し続けでした。素晴らしい映画です!!
作品の詳細
作品名:スピリット |
原作名:Spirit: Stallion of the Cimarron |
監督:ケリー・アスバリー |
脚本:ジョン・フスコ |
公開:アメリカ 2002年5月24日、日本 2003年4月19日 |
上映時間:83分 |
制作国:アメリカ |
製作費:8000万ドル |
興行収入:1億2200万ドル |
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