ドラマ

いまを生きる

ロビン・ウィリアムズ主演、現代社会で失われゆく師弟関係の絆を描き、アカデミー脚本賞を受賞したヒューマンドラマの感動作

ストーリー:1959年、アメリカの名門全寮制高校。生徒たちは、伝統と規律や親の期待に縛られながら、冷めためた気持ちで日々をやり過ごしている。そこに同校OBの教師キーティング(ロビン・ウィリアムス)が赴任してくる。マジメ腐った詩の教科書を破り捨てさせ、机に上に立ち、生きる視点を変えることを教えるキーティング。彼の授業を通して、生徒たちは自らを自由に語り合うようになり、自分の道を歩みだす。だが、彼らの前に厳しい現実の壁が立ちはだかる・・・。

出演:ロビン・ウィリアムス、ロバート・ショーン・レナード、イーサン・ホーク、ジョシュ・チャールズ、ゲイル・ハンセン、ディラン・カスマン、アレロン・ルジェロ、ジェームズ・ウォーターストン、ノーマン・ロイド、メローラ・ウォルターズ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 今でも好きな映画

しばらくぶりに見ました。ラストのシーンは相変わらず泣けました。

★★★★★ 人間はいつか死ぬ、だから今この時を自分らしく力強く生きることが何より大切なのだ

人間はいつか死ぬ、だから今この時を自分らしく力強く生きてほしい。そのためには自分の頭で考え感じ行動することが何より大切だ。キーティングの教えは正しい。しかし親は子どもを想い一流大学を出て医者や弁護士や銀行家になる道を強要する。子どもは経済的に自立しておらず親に頼らざるを得ない弱い存在なので抗うことができず言いなりになる。子どもたちの敗北だ。しかしこの映画で救いだったのは子どもたちは完全に敗北したわけではなかったこと。学校を去るキーティングを机の上に登って見送る子どもたちの姿に胸が熱くなった。彼らにはニールの分まで強く自分らしく生きて欲しいと思った。

★★★★☆ 自ら考えながら生きるか、ただ従い奴隷になるのか

やはり涙した。自ら考え生きるのは楽ではなく、意見をもつことは他者との軋轢を生むこともある。それでも自ら考えながら歩もうとすることを考えさせられる。自ら自由を望むことはその責任を自分で背負うことであり人に責任をおわせることではない。正しさや間違い、分けることのできないものを全て自分のものにする、そうしようとする試みではないだろうか。

作品の詳細

作品名:いまを生きる
原作名:Dead Poets Society
監督:ピーター・ウィアー
脚本:トム・シュルマン
公開:アメリカ 1989年6月2日、日本 1990年3月17日
上映時間:128分
制作国:アメリカ
製作費:1600万ドル
興行収入:2億3500万ドル
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