300人 vs 1,000,000人、真っ向勝負!
フランク・ミラー(『シン・シティ』)のグラフィック・ノベルを基に、レオニダス(ジェラルド・バトラー)率いる地上最強と謳われた300人のスパルタ軍が、クセルクセス(ロドリゴ・サントロ)率いる桁違いの軍力を誇るペルシア軍の巨大軍勢を迎え撃った “テルモピュライの戦い”を、迫力のライブアクションと斬新なCGIアニメーションを融合し、新たな映像革命を起こした!人類史上最強の男たちの勇姿を描いた、衝撃の歴史スペクタクル超大作
出演:ジェラルド・バトラー、リーナ・ヒーディ、ドミニク・ウェスト、デビッド・ウェナム、ヴィンセント・リーガン、マイケル・ファスベンダー、ロドリゴ・サントロ、ピーター・メンサー
★★★★★ まさに漢
レオニダスの漢ぶりに尽きる。幾万の敵に真っ向勝負で立ち向かうその気概。もうほんと漢。
★★★★★ 圧倒的暴力
さすがはフランク・ミラー。コミックファンとしても歴史ファンとしても楽しめた。まっとうな歴史ものとして見ると違和感があるのも確かだが、かつての文学・文芸がもっていた歴史に対する自由さを取り戻した作品として意義深いと思う。そして全編で描かれる美しいまでの暴力描写。特に敵艦隊が嵐に呑まれるシーンのヘヴィな音楽は圧巻だ。まさに人間として否定し難い暴力性の発露。そして立ちはだかる世界帝国ペルシア。現在とは180度違う世界観の中でレオニダスらの求める自由は腐敗した故国にはなく、戦場にしか存在しないのかもしれない。見よ、鮮血が飛び散り、人と獣の乱れる狂気の戦場で、彼らの目はあんなにもギラギラしている。
★★★★★ 頭じゃなくて眼と魂で愉しむ映画
いちいちすべてが格好良い、ただただ美しい。健全なる精神は健全なる肉体に宿るのです。パンツ一丁に赤マントでこんなにカッコいい人たちなんてもう他では見られないだろう。脳筋と見せかけてギリシャ人らしく非常に自由で理知的な彼らはセリフもいちいち詩的だし、かと思えば武器が無くても楯で敵を殴り飛ばす精強さ。うん、まあなんて言うかボキャが足りないのでぜひ見てください、スカッと前向きになれて、おもむろに筋トレを始めてしまうこと請け合いです。初めて見る方は是非字幕で、セリフも多くないし難しくないので、ぜひジェラルド他スパルタ人の生雄たけびを聞いてください、2回目に見る人は吹き替えも検討してみてください、レオニダスの王者然とした声と話し方が本当によくはまっていて素敵です。一つだけ不満があるとしたら、次作があるのですが、スパルタ人はほぼ出てこないことですかね(笑)
★★★★☆ 命をかけて守るものとは・・・
100万の大軍を率いたペルシアの侵略に対して、300人で自国を防衛しようとするスパルタの攻防を題材にしたアクション映画。どうみても勝ち目はなさそうに思えるが、ただし、その300人は世界最強の戦士だ。先の前振りをみると、どのような戦略や工夫で戦いを挑むのかが見所になると想像して観に行ったが、テーマはそうではなかった。当然、負けないための戦略にも十分見所はあるが、すごいのは、映画の最初から最後まで徹頭徹尾、スパルタ戦士の精神的な強さが強調されていたことであろう。戦いを支えているものが戦法や個々の体力や技術というよりは、男としての誇りと愛するものという、命をかけて守るものが明確であるという点が全くぶれない点で、これまでの映画にはないメッセージ性の強さが伝わってきた。独特の色彩と特殊効果も、戦闘シーンをこの世の出来事とは思えない神話のように描くことに役立っている。ときに残酷なシーンであっても美しく感じられてくることさえあった(R-15になるのも頷ける)。実写に近いアニメがつくられる一方で、実写とは思えないような新しい映像をつくる創造性は素直に評価したい。何とも言えない後味が残る映画であったが、映画の新しい可能性を感じる作品であった。見る者によって賛否は分かれると思うが、一見の価値はあると思う。
★★★☆☆ 筋肉ですよ、筋肉。
とある筋肉を推奨する本で紹介されていたので、見てみました。なるほど、すごい筋肉。
作品の詳細
作品名:300 〈スリーハンドレッド〉 |
原作名:300 |
監督:ザック・スナイダー |
脚本:ザック・スナイダー |
公開:アメリカ 2007年3月9日、日本 2007年6月9日 |
上映時間:117分 |
制作国:アメリカ |
製作費:6500万ドル |
興行収入:4億5600万ドル |
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