英国史上初の女性首相の栄光と挫折、そして最愛の夫との感動の物語
ストーリー:英国史上初、かつ唯一の女性首相マーガレット・サッチャー(メリル・ストリープ)は、その強い信念により、国内のみならず、世界中に影響を与え続け、<鉄の女>と呼ばれていた。どんなに苦しい時も支え続けてくれた、最愛の夫・デニス亡き今振り返る、政治家としての栄光と挫折。そして、そのために犠牲にしたかもしれない愛を・・・。
出演:メリル・ストリープ、アレクサンドラ・ローチ、ジム・ブロードベント、ハリー・ロイド、オリヴィア・コールマン、ロジャー・アラム、スーザン・ブラウン、ニック・ダニング、ニコラス・ファレル、イアン・グレン、リチャード・E・グラント
★★★★★ 同じ女性として力がわく
賛否両論あるけど、サッチャーのわかい頃が回想しながら話がつながるので、個人的にスキです。決断力とか、自分の信念を突き通すところはかっこいいと思う。そして、愛する人の事をこんなに思い続けられるなんてステキだな、と思った。
★★★★★ 熱演するメリル・ストリープに圧巻
政治的な内容なので、色々言いたくもなる題材ではあるけれど、それはサッチャードキュメンタリーを観ればいいと思う。とにかくサッチャーになりきる、その女優としての演技力の凄さを感じられた。鉄の女も一人の女性でもがいていたそんな人間らしさみたいなものを表現したかったのかなと感じる作品。もともとメリル・ストリープは好きな女優さんだったが、さらに魅力的でここまで出来るのに圧巻された。
★★★★☆ 身内に起こったことでやっと理解
この映画を最初に観たとき脈略もなく過去のことがフラッシュバックするシーンや、亡くなっている亭主と会話しているシーンなど意味不明だったのですが、悲しいかなどんなに偉い人でも著名な人でも認知症が進むと、自分の過去も身内が亡くなったことも忘れてしまうのです。一生の内一番輝いていた頃、幸せだった頃ばかり言るのです。闘いの日々をフラッシュバックして思い出しているのは、症状を理解しないと解りにくかったかな。一世を風靡した鉄の女が孤独でありきたりの老後、あれで良かったのかしら・・・と思い出す。深いなあ。
★★★☆☆ 功罪はあっても、やはり偉人
こういう映画のいいところは、そうくわしく知らない有名人に対して興味をもたせ、あらためて考える機会を与えてくれるところである。功罪はいろいろあろうが、11年半の長きにわたって政権をにぎった女史であるから、最後は天狗になっても、やはり偉人であったのだろうと思う。メリル・ストリープにははまり役。それにしても、日本に女性首相が誕生するのは、いつのことになるだろうか?
作品の詳細
作品名:マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 |
原作名:The Iron Lady |
監督:フィリダ・ロイド |
脚本:アビ・モーガン |
公開:イギリス 2012年1月6日、日本 2012年3月16日 |
上映時間:105分 |
制作国:イギリス、フランス |
製作費:1300万ドル |
興行収入:1億1500万ドル |
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