仕事の虫で、家族を顧みず優しさにかける冷徹な敏腕弁護士が、事件に巻き込まれ記憶喪失になってしまうことから、人の優しさや温かさに目覚める感動のヒューマンドラマ!
ストーリー:タバコを買いに行ったヘンリー(ハリソン・フォード)は、店に押し入った強盗にピストルで撃たれてしまう。一命は取りとめたものの、すべての記憶を失ってしまっていた。昨日まではNYを代表する有能な弁護士。だが今は、自分の家族の顔もわからず、文字も読めないリハビリに励む一人の男。妻や娘の献身的な愛を得て、家族はひとつに・・・。
出演:ハリソン・フォード、アネット・ベニング、ミッキー・アレン、ビル・ナン、ドナルド・モファット、レベッカ・ミラー、ブルース・アルトマン、エリザベス・ウィルソン、アイーダ・リナレス、ジョン・レグイザモ
★★★★★ 一人の人間が更生してゆく様が素晴らしい!
ずっと昔、まだビデオの頃、好きで買ってみていましたが、ずっと忘れられず、今回DVDを買いました。私自身、年齢を重ね、様々な事柄を経てきたせいか、主人公の姿が華々しいものから転落し、そして本来の姿へと変わっていくまでの家族とのやり取りが細やかで素晴らしく、さすがはハリソン・フォードだなと改めて感銘を受けました。アクション物のような派手さはないけれど、家族について考えさせられる心に残る名作です。ぜひ、ご家族で観てほしい作品です。
★★★★☆ 脚本は25歳のJ・J・エイブラムス
ベタではありますが、心温まるストーリーでした。退院してから、文字を読むのもおぼつかなかったヘンリーが、裁判資料を読み解くまで回復するのは少々無理を感じたのと、H.フォードがもともと優男感が強くて、前半の冷酷な弁護士というキャラ設定の見せ方が弱く感じ、そこはもっと徹底して見せてほしかったかなと。それがあってこその事故後のあれやこれやが生きてくると思う。また、夫婦仲が冷め切っている感じもいまいちわかりにくかった感じがしました。この手の話は、その前後のギャップが大きいほど感動も大きいと思うので・・・脚本は若き日のJ・J・エイブラムスで、ウィキペディアによると、デビュー2本目の脚本のようです。49分あたりで宅配係の役でちらっと出てくるのは、恐らく本人。なんか似てるなと思って調べたら、脚本だったので確信が持てました(笑)あと、後半出てくるビーグル犬がたまらなくカワイイです!犬好きにはココ、おすすめしたいところです。
作品の詳細
作品名:心の旅 |
原作名:Regarding Henry |
監督:マイク・ニコルズ |
脚本:J・J・エイブラムス |
公開:アメリカ 1991年7月12日、日本 1991年11月2日 |
上映時間:106分 |
制作国:アメリカ |
製作費:2500万ドル |
興行収入:4300万ドル |
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