ラブ・コメディ

恋の掟

18世紀フランスの貴族社会を舞台に、スキャンダラスな恋の駆け引きを描く!

ストーリー:若く美しい未亡人メルトゥイユ侯爵夫人(アネット・ベニング)はいとこのヴォランジュ夫人(シアン・フィリップス)から、結婚を控えた娘のセシル(フェルザ・バルク)の教育係を頼まれる。だがセシルの婚約者が自分を捨てた元愛人のジェルクール伯爵(ジェフリー・ジョーンズ)だと知ったメルトゥイユは、一計を案じ、ロズモンド夫人(ファビア・ドレイク)の城へと向かった。ロズモンド夫人の甥、ヴァルモン子爵(コリン・ファース)は稀代のプレイボーイとして知られており、メイトゥイユの目的は彼にセシルの処女を奪わせることであった・・・。

出演:アネット・ベニング、コリン・ファース、メグ・ティリー、フェアルザ・バルク、ヘンリー・トーマス、ジェフリー・ジョーンズ、ヴィンセント・スキャヴェリ、ロナルド・レイシー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 買って正解

ミロス・フォアマン監督の豪華な恋愛コメディ。昔の貴族たちの貞操観念に疑問を抱きつつもスピーディーな展開や考えられない恋愛の表現に最後まで目が離せません。

★★★★☆ 原作の雰囲気そのままに

18世紀のフランス貴族社会をそのままビジュアル化されていて美しくロマンチックで素敵、ため息ものです。バルモン子爵(コリン)とメルトゥイユ侯爵夫人の二人の背徳的っぷりがなんとも魅力的で楽しげで、標的にされた人にはお気の毒ですが、こんな二人に誘惑されたら…そりゃだれでも翻弄されちるよね、という説得力があります。原作は、書簡小説であり、文体の優雅なので、重厚な印象を受けますが、この映画は軽い仕上がりで、これが悪くない。とゆうか素晴らしい!出来栄え。この映画を見ると、実の当人たちは深い悪気があったわけではなく、エスプリ、当時流行のダジャレくらいにしか考えていなかったのかも?と思えるくらい説得力がありました。原作は、悪徳を行うと報いがあるよ、という道徳的なお話ですが・・・原作も映画も一番の魅力は、その悪徳ぶり、ヴァルモンの口説きっぷり、翻弄される人たちの涙が一番の見どころでしょう!コリンは誠実な役柄のイメージがあるので、フランス人の放蕩貴族役ってピンときませんでしたが、映画の軽い雰囲気に、この軽いチャラ男ぶりも役も悪くない。コリンとメグ・ティリーはこの映画で恋に落ちて、コリンはカナダに移住し、結婚はしなかったけど息子ウィル・ファースが生まれたんだよね。メグとは別れっちゃったけど、その息子も成人し、俳優活動を始めて、この映画も20数年前になりましたね・・・。監督も俳優も、衣装、セット、ロケ、エキストラの数だって超豪華、超大作です。もっともっと有名になってもおかしくない素敵な映画です。映画が気に入ったら、ぜひ原作もどうぞ。原作は「危険な関係」18世紀フランスの書簡小説です。お勧めします。

作品の詳細

作品名:恋の掟
原作名:Valmont
監督:ミロス・フォアマン
脚本:ジャン=クロード・カリエール
公開:アメリカ 1989年11月17日、日本 1992年10月24日
上映時間:137分
制作国:アメリカ、フランス
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