スリラー

オーバードライヴ

実際にあった潜入捜査を題材にしたサスペンス

ストーリー:二人目の妻と幸福な家庭を送る運送会社社長ジョン(ドウェイン・ジョンソン)。ある日、別れた妻に引き取られた息子ジェイソンが麻薬密売容疑で逮捕された。友人が無理矢理送りつた麻薬を受け取っただけだが、このままでは最低10年の刑務所暮らしとなる。ジョンは愛する息子を救いたい一心で女性連邦検事キーガン(スーザン・サランドン)と交渉、ある約束を取り付ける。それは麻薬犯罪者の逮捕に協力するというもの。麻薬取引で逮捕された過去のある従業員ダニエル(ジョン・バーンサル)を説き伏せたジョンは、売人の元締めマリック(マイケル・K・ウィリアムズ)を紹介してもらい、運び屋を装って接触。運んできたドラッグを受け渡した瞬間、キーガンの部下である麻薬捜査官クーパー(バリー・ペッパー)にマリックを現行犯逮捕させるという段取りを取り付けた。だがマリック以上の大物を逮捕できると踏んだクーパーはマリック逮捕を取りやめる。浮かび上がった大物はメキシコの麻薬カルテルを牛耳る男、通称“エル・トポ”(ベンジャミン・ブラット)という大物だった。政界進出を企てるキーガンは手柄に執着し、ジョンの背中を押す。もはや後戻りはできない。ジェイソンのために、ジョンは危険極まりない囮捜査へと身を投じてゆく・・・。

出演:ドウェイン・ジョンソン、スーザン・サランドン、バリー・ペッパー、ジョン・バーンサル、マイケル・K・ウィリアムズ、ラフィ・ガヴロン、メリーナ・カナカレデス、ナディーン・ヴェラスケス、ベンジャミン・ブラット、デヴィッド・ハーバー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 息子のために、ここまでやれる父親が日本にいるだろうか?

息子のために、ここまでやれる父親が日本人に一人でもいるだろうか?息子を持つ父親の一人として感涙しました。麻薬ギャングにも、司法にも振り回されないジョンの中心力、実行力、意志力は凄まじい。父親としてここまで息子に責任をとる男の姿は観たことがない。もっと実話を知りたくなりました。

★★★★★ 実話が基というのは驚きの作品

ドウェイン・ジョンソンは、ワイルド・スピードで知り、彼が主役だというので観てみたが、最後までずっと引き込まれ続けた。麻薬組織が中流社会の若者をスカウトして売人に仕立て上げ、家族を殺すと脅して麻薬漬けにして使い切るというアメリカ社会の現実の闇にゾッとした。そんな中で素人の父親が息子を救うために麻薬組織に立ち向かう姿を観れば観るほど、警察も信用せず、クレバーに頭を働かせてしたたかに、こんな立ち回りを実際にやり遂げた父親がいたことに驚かされた。肝の据わった真のトラック野郎であり、アメリカの父親だと思った。そんな父親を演じたドウェイン・ジョンソンの演技はワイルド・スピード以上に彼のハートが伝わってきて素晴らしかった。

★★★☆☆ まずまずの出来だったが、あまりドウェイン・ジョンソンらしくない主人公だった

実話をもとにした系統の麻薬戦争の映画。司法側の権力闘争などの事情に翻弄されつつも、息子のために司法と麻薬カルテルとも奮戦する主人公という構図で、シリアスな展開で、全体的には思い雰囲気。ストーリーや構成自体は普通に面白かったです。しかし、これ、主人公ドウェイン・ジョンソンでよかったのかなっていう疑問は残る。個人的には、ドウェイン・ジョンソンはどっちかというと「火薬と筋肉ですべて解決☆」みたいな脳筋B級アクション映画というイメージが強かったので、少し主人公のガタイに違和感があった(笑)

作品の詳細

作品名:オーバードライヴ
原作名:Snitch
監督:リック・ローマン・ウォー
脚本:ジャスティン・ヘイス
公開:アメリカ 2013年2月22日、日本 2013年11月30日
上映時間:112分
制作国:アメリカ
製作費:1500万ドル
興行収入:4200万ドル
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