電話を切れば、殺される!
ストーリー:すべてはニューヨーク・ブロードウェイの電話ボックスから始まった。口先だけで世間を渡ってきたヤリ手のメディア・コンサルタント、スチュ(コリン・ファレル)は、コール音が鳴り響く電話ボックスの電話を思わず取ってしまった。その相手は「電話を切ったらお前の命はない」と告げる。彼の胸には赤外線の標的マーク。一体なぜ自分が標的になっているのか訳も分からぬまま、彼は電話ボックスから一歩も出ることが出来なくなってしまった。そして、街の喧騒を凍り付かせる一発の銃声が轟いた。倒れる通行人、犯人に祭り上げられるスチュ。警察、マスコミ、妻、そして愛人まで登場する中、スチュの選んだ結末とは? そして、犯人は一体何者なのか・・・。
出演:コリン・ファレル、フォレスト・ウィテカー、ラダ・ミッチェル、ケイティ・ホームズ、 キーファー・サザーランド、ポーラ・ジャイ・パーカー、アリアン・アッシュ
★★★★★ 自分ならどうするかを考えながら見ると、とても面白い!
電話ボックスからほとんど離れることなく物語が進むので、自分がその場にいるような気持ちになるだけでなく、犯人の声を聞いているのは主人公と自分だけだぜっていう、お得感(優越感)も得られる傑作ですね。最後まで飽きることなく見ることができました。
★★★★★ 発想が良い
人通りの多い電話ボックスに閉じ込められ、見えざる敵からの電話を切れば射殺されてしまう・・・。その設定もさることながら、動けない主人公に襲いかかる雪ダルマ式の災難にハラハラします。低予算で作られ、時間も1時間20分という短い映画ですが特典映像のメイキングでは少ない予算をいかにやりくりしてアイディアを生かしたか等が語られていて面白かったです。やはりアイディアのある映画は予算の額に関わらず面白い、と思える1本でした。
★★★★☆ 巻き込まれ型サスペンスの良作
携帯電話が広く普及した現在では最後の(?)電話ボックスを舞台にした傑作サスペンス、やり手風の広告マンが事件に巻き込まれ、生活や仕事の事も告白せざるおえない状況にまで追い詰められる様が秀逸、緊迫感を保てる作品時間も良いです。
★★★☆☆ 望むものが違った・・・
確かに面白かった。続きが気になり見入ってしまった。しかし、私はこの手の映画には(勝手に)どんでん返しを期待してしまうのだ。今回も、真犯人の正体を色々と邪推しながら観賞していたが、ラストシーンには「はぁ?マジで?」となってしまった。要は求めるものを間違えた私の責任である。トホホ・・・。
作品の詳細
作品名:フォーン・ブース |
原作名:Phone Booth |
監督:ジョエル・シュマッカー |
脚本:ラリー・コーエン |
公開:アメリカ 2003年4月4日、日本 2003年11月22日 |
上映時間:81分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1300万ドル |
興行収入:9700万ドル |
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