“観る人”を不安にさせるため上映中止された国も出た、メンタルブレイク・サイコ・サスペンス!
ストーリー:アリシアは、親友のサラと、彼女のボーイフレンドのアグスティンとその妹、そして、おしゃべりなアメリカ人ブリンクという5人でチリへ旅行にでかける。が、雰囲気は次第に陰気なものになってくる。アリシアは、神経を参らせてしまい、アグスティンは催眠術を使って彼女の抱える狂気を外に吐き出させようとする。だが、彼女の状態はだんだん不安定になり、友人たちに攻撃的な態度を取り始め・・・。
出演:ジュノ・テンプル、エミリー・ブラウニング、マイケル・セラ、カタリーナ・サンディノ・モレノ
★★★★☆ かなりの鬱作品だと思います。
全体を通して大きな事件はほぼ起きず、場所も登場人物もほとんど変わらない、お金をかけていない映画感ですが、ひたすら見入ってしまいました。おおまかに言えば、スティーブン・キングの『キャリー』みたいに内にこもりがちな女の子(主人公)にリア充の友達がいて、その友達の彼氏関連の旅行に行ってストレスを溜めてしまうストーリーです。人見知りの私には、途中途中の主人公の気持ちもわからないものではなかったです。後半のほうでとった奇抜な行動についてはわかりませんが、催眠術によるものだったのでしょうか。催眠術に関しても、掛かっていると言えば掛かってるし、掛かっていないといえば掛かっていなさそうな、現実にありそうなリアルな表現でいいと思いました。私は心理学や精神的病気について知らないので、理解しきれないところもありますが、色々出てくる動物や動物の行動なども、何かの暗示なのではと思うところもあります。ラストは急展開、超展開。そのままエンドロール。エンドロールが終わった後に何かが・・・?と思ったけど特になさそうで。
★★★★☆ 主演のジュノー・テンプルが良い
ジャンル分けが難しい映画。主人公が異国で不安やストレスを抱え、精神が崩壊していく様を描いていて、最後まで興味深く見れた。周りの人達が無神経で、主人公を追い詰めていくところとか、主演のジュノー・テンプルの演技も素晴らしくて見応えがあります。自分はお薦めしたい映画。
★★☆☆☆ 終わり方がもうかんべんしてもらいたい
旅先で精神が崩壊して行くという設定はなかなか興味深く迫真の演技に入り込んで観ていました。またそれぞれのキャラクターもしっかり描けていてこれはいい映画に出会えたかもと思って観ていましたがラストがあれはダメでしょ!最悪な「後は想像におまかせします」みたいなのは絶対にダメ!自分の想像を遥かに超えるお前の想像力を観せてくれないと
映画としてダメでしょ!!こういう終わり方の映画ってありがちだけどもう本当にやめてもらいたい!邦画「D.P」以来の衝撃。
★☆☆☆☆ ヒロインが最初から暗すぎて陰鬱
陰と陽のコントラストがあって初めて際立つと思うが、ヒロインは最初から暗く沈んでいて、そこからさらに落ちていくので、見るのがツラい。最初は良くて暗転するのではない。なんだかよくわらかない陰鬱な映画だ。
作品の詳細
作品名:トランストリップ |
原作名:Magic Magic |
監督:セバスティアン・スィルバ |
脚本:セバスティアン・スィルバ |
公開:アメリカ 2013年8月16日、日本 2014年10月25日 |
上映時間:98分 |
制作国:アメリカ、チリ |
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