ラブ・コメディ

さよならゲーム

米マイナーリーグ・チームを舞台に人生の喜びと悲哀を描く劇場大ヒット作!

ストーリー:地元のマイナーリーグ・チーム”ダーラム・ブルズ”。チームの熱狂的ファン、アニー・サボイ(スーザン・サランドン)は毎シーズンお気に入りの選手を見つけて公私共に世話を焼くのを生きがいとしている。そんな彼女が今シーズン目を付けたのは、剛速球を投げるが技術も精神面も子供のエビー(ティム・ロビンス)。エビーのコーチ役として雇われたベテランキャッチャー、クラッシュ(ケビン・コスナー)とともに、3人の奇妙な〈トリプル・プレイ〉が始まった・・・。

出演:ケビン・コスナー、スーザン・サランドン、トレイ・ウィルソン、ヘンリー・G・サンダース、ロバート・ウール、ジェニー・ロバートソン、ウィリアム・オリアリー、デイビット・ネイドルフ、ジェニファー・ロバートソン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 野球ではなく”ベースボール”を描いた傑作。

監督・脚本のロン・シェルトン自身が元プロ野球の選手だったというのが背景にあります。だからと言って試合を中心にした「スポーツ映画」にしてるわけではないことが実に実に懐の深さを感じさせます。マイナーリーグを舞台にした二人の男と一人の女の物語。でもその裏に流れるのは”ベースボール”への愛と人生への讃歌であります。才能があるのにオツムが弱い若手ピッチャーと彼の「教育係」を押し付けられたベテラン捕手、そして若い選手を「自分なりのやり方」で育てるのを生甲斐にする女性。この三人の恋模様が野球のように緩急自在に描かれていて、とても不思議な作品に仕上がっています。ピッチャー役のT・ロビンスの素朴なボンクラ振りも、少々うらぶれたキャッチャー役のK・コスナーの男ぶりも最高ですが、この作品の肝はやはりS・サランドン演じる野球グルーピーの女性ですね。やっぱりモデルになるような女性たちが実際に存在するんだろうなぁという気がするのですが、彼女たちに対する一種、感謝とも尊敬ともとれる視線が実にユニークであり、この映画を単なるスポーツ映画(または男性向け映画)以上のものにしています。どうしようもなく惹かれあうこの女性とうらぶれたベテラン捕手の大人のロマンスも中々切なくて恋愛映画としても良い出来です。コメディであり恋愛映画であり”ベースボール”を描いたスポーツ映画でもあります。それらの要素が混然一体となって見てるだけで嬉しくなってくるような素敵な作品に仕上がっています。これはおススメでしょう。

作品の詳細

作品名:さよならゲーム
原作名:Bull Durham
監督:ロン・シェルトン
脚本:ロン・シェルトン
公開:アメリカ 1988年6月15日、日本 1988年9月23日
上映時間:107分
制作国:アメリカ
製作費:900万ドル
興行収入:5800万ドル
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