裸で稼ぐ、女性たちのリアル!
ポルノ業界へと足を踏み入れてゆく、無垢な少女の姿を描く、珠玉のエロティック・ガールズムービー! !
ストーリー:アンジェリーナ(アシュリー・ヒンショ)、18才。飲んだくれの母、うす汚れた我が家、薄給のアルバイト。彼女はいつも、この環境から抜け出したいと願っている。そんな彼女に、あるときヌードモデルのバイト話が舞い込んでくる。戸惑いつつも魅力的なギャラに惹かれ、初めてカメラの前で生まれたままの姿を晒すアンジェリーナ。そうして手にした金を持って、彼女は家を飛び出し、都会へと旅立つ。初めて目にする、華やかな、そして妖艶な都会の風景に心躍らせるアンジェリーナ。そんな彼女に誰かがささやく「もっと稼げる仕事がある・・・」と。その言葉に誘われるように、アンジェリーナはポルノの世界へと足を踏み入れてゆくのだが、その内容は徐々に過激なものへとエスカレートしてゆき・・・。
出演:アシュリー・ヒンショウ、ジェームズ・フランコ、ヘザー・グラハム、デーヴ・パテール、リリ・テイラー、ダイアン・ファール、メーガン・ブーン
★★★★☆ 反省しない系
ポルノ女優やモデルを描いた映画のほとんどは成功と転落の物語でその根底にあるのは「普通の価値観を揺るがされる事に対する恐怖」と見ている。しかもそこに至る過程は(ほとんどの場合)救いがたく陳腐なストーリーテリングだ。この映画の素晴らしい所は、そういう「ええ話」にまったく陥ることなく、しかも突き抜けてさえいないし、ドライですらない。これが現代的な感覚というものなのか?この新しい感覚にはとても魅力を感じる。主演のアシュレイ・ヒンショウの容姿のせいもあり採点は「甘め」
★★★★☆ 大都会の片隅で生きる少女の生活に付き合ってみる感覚で
脱いで金をもらうことに抵抗をなくした18歳の少女がとつぜん家出をして、大都会で本格的にポルノ業界に足を踏み入れるというストーリー。特にこれといって大きなドラマがあるわけではないし、ドキドキハラハラも感動もないのだが、私は最後までとても気分よく見られた。それぞれのキャラクターに個性があって、演出も心地よい。たしかに何も言わずに出て行って安易にポルノを始める主人公もどうかと思うし、とつぜん遊びにきて何も言わずに帰って行く母親の行動にも腹が立つのではあるが。しかし人生はそれぞれだし、見方によっては健気で微笑ましくもある。サンフランシスコの片隅で暮らすひとりの少女の人生に少し付き合ってみる感覚で観れば、さほど悪い映画ではないと思う。
作品の詳細
作品名:チェリーについて |
原作名:About Cherry |
監督:スティーヴン・エリオット |
脚本:ローレライ・リー |
公開:アメリカ 2012年9月21日 |
上映時間:102分 |
制作国:アメリカ |
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