ラブ・ロマンス

あの日の指輪を待つきみへ

50年間、秘密を守って眠り続けた指輪が、今、目覚める・・・

ストーリー:1991年、アメリカ・夫をなくしたばかりのエセル・アン(シャーリー・マクレーン)のもとにアイルランドのジミー(マーティン・マッキャン)と名乗る青年から報せが入る。エセル・アンの名前が刻まれた指輪が、ベルファストの丘で発見されたというのだ。1941年、彼女は航空学校に通うジャック(グレゴリー・スミス)、チャック(デヴィッド・アルペイ)、テディ(スティーヴン・アメル)の3人の青年たちと青春の日々を謳歌していた。美しいエセル・アン(ミーシャ・バートン)は、テディと恋におちる。しかし、第2次世界大戦が始まり、3人の青年はB17爆撃機に乗り込み戦地へ赴くことに。テディに指輪を贈り、「一生愛し続ける」と誓ったエセルだったが、その誓いが彼女の人生を大きく変えてしまうのだった。50年後、エセルの元に届けられた指輪はその過去に隠された秘密を明かしていく・・・。

出演:シャーリー・マクレーン、クリストファー・プラマー、ネーヴ・キャンベル、ピート・ポスルスウェイト、マーティン・マッキャン、ブレンダ・フリッカー、アラン・ホウコ、スティーヴン・アメル、グレゴリー・スミス、デヴィッド・アルペイ、カースティ・スチュアート

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 純愛と戦争と死と残された者

若くて眩しいほど美しい頃のエセル・アン役をミーシャ・バートンが、老婦人で辛口のエセル・アン役をシャーリー・マクレーンがとてもうまく演じています。大戦下、3人の戦友とアイドル的なエセル・アン。その中で惹かれ合う二人。そして出撃。映画の中で徐々にエセル・アンの人生が紐解かれていき、見る者を映画に引き込みます。タイトルに書いたとおり「純愛と戦争と死と残された者」を実にうまく描き出した作品だと思いました。

★★★★☆ 「エセルの名が刻まれた指輪を見つけた」

長年連れ添った夫・チャックを亡くしたエセルは何故かそっけない態度で娘を苛立たせる。娘にとってチャックは理想の父だったからだ。長年の友人ジャックにもつれないそぶり。そこにアイルランドから「エセルの名が刻まれた指輪を見つけた」という一本の電話が入る。エセルは故・ティディと婚約しており、チャックとは愛のない結婚をしたのだ。若かったあの日、ティディ・ジャック・チャックは3人ともエセルを愛していた。ティディが死んでもエセルを守ると約束していたのだ。最近渋いメロドラマ風の作品が目立つようになりました。高齢化社会のせいか、時を経たラブロマンス風の作品です。「若いころにはわからなかったけれど、今ではわかるわ」みたいな。50年越しに結ばれる、そんな渋いラブロマンスです。それにしてもチャックは報われなくて可哀そうだ・・・。いや、愛する人と人生を歩めてそれなりに幸せだったのか?

作品の詳細

作品名:あの日の指輪を待つきみへ
原作名:Closing the Ring
監督:リチャード・アッテンボロー
脚本:ピーター・ウッドワード
公開:イギリス 2007年12月28日、日本 2008年7月19日
上映時間:113分
制作国:イギリス、カナダ、アメリカ
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