スリラー

パージ:エクスペリメント

人類史上、最悪の実験開始

島という閉鎖空間で突如行われる恐るべき実験の中で明かされるパージ法制定の秘密とは!?

ストーリー:21世紀、アメリカは経済が崩壊し、“アメリカ建国の父”を名乗る新政党NFFA(the New Founding Fathers of America)が政権を握っていた。彼らは犯罪率を1%以下に抑えるためにある施策を採用する。メイ・アプデール博士(マリサ・トメイ)が考え出した一年に一晩だけ殺人を含む全ての犯罪が合法となる“パージ法”だ。反対デモが起こる中、全国での適用の前にニューヨークのスタテン島内だけに施行する“実験”が行われることが決定。島の住民たちは不安を抱えながらパージ当日を迎える。島を愛するディミトリ(イラン・ノエル)は、愛する人を守るために島に残ることを決意。果たして、人類史上最悪の実験が行われる中、人々は生き残ることができるのか!?

出演:イラン・ノエル、レックス・スコット・デイヴィス、ジョイバン・ウェイド、ローレン・ヴェレス、マリサ・トメイ、メロニー・ディアス、モ・マクレー、スティーヴ・ハリス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 面白かった

毎作ごとに主人公の置かれてる立場が違って話の内容が変わるので今作も飽きずに見れた。

★★★★★ 一番リアルなパージ!

ファーストパージ、第一回目の試験的パージのお話。貧困層地区、黒人、ヒスパニックの方々に対してパージをしていくというなんともわかりやすい口減らしの方法。増えすぎた人口に返せない借金、雇われないから金もない、しょうがないから薬物に溺れるか神に祈るしかない。それでも生きていかなきゃならない。住民は住民で怒りのはけ口とお金を求め、国はあーこいつらいなくなったらいいのになぁとトンデモ思想。パージ一作目とかはそもそも金持ちが金やら権力やらを駆使し守るっていうパニックルーム的要素がキーでしたが、貧困層はそれができない。ギャングくらいしか出来ないって話。批判が多いですが、設定を今のコロナパンデミックと株価やら貿易、ローン問題に当てはめてみると、何処かの国がやりかねん・・・と妙に納得してしまうのです。そもそも、人類なんかポコポコ増えすぎたわけで、それも日本は高齢者が多く。若者は危機感と想像力の欠如、自分が良いならいいと自分なら死なないと、馬鹿みたいな考えで生きてますね。コロナ=パージみたいなもので逃げても逃げられない、封じ込め=これもパージのようなモノ。こじつけが過ぎますし現実と混ぜるなバカと言われそうですが、もしモデルケースとして東京ロックダウンパージが行われた場合ファーストパージやその他のパージよりもっと恐ろしい結果になるのが目に見えてますね。そういう意味でも一番リアルなパージだったんじゃないかと。だから★5にしてみました。内容にはあえて触れませんが一つ言うならナイフキルかっこよすぎ。ブレイドかよ。

★★★☆☆ 見やすいものの没個性化

今作は年に一晩だけ殺人さえ許されるパージなるイベントのある架空のアメリカを舞台にしたシリーズの4作目である。だが、時系列的にはもっとも古い前日譚にあたる作品で、社会実験という体裁で地域限定で法を無効化する第一回目のパージが今作では描かれる。このシリーズはデスゲーム系やバトロワ系の作風で、設定は荒唐無稽で非現実的であることを前提に、その中で世界はどう動き、人々はどのように振る舞うのかを楽しむタイプの作品だ。そして、このシリーズは人がどう振る舞うのかという部分があまりうまく描けていない傾向にあった。1作目と2作目は主役サイドの大多数が無能で特定個人に全ての負担がのしかかる内容でフラストレーションがたまるものであった。3作目は大統領候補者を守るという共通の目的のもと登場人物たちは協力しあっていたので観ていてストレスが貯まることがなかったので個人的に一番見やすい作品であった。今作はどうかというと、どちらかというと3に近い。主人公の弟は序盤は復讐のためパージに参加し盛大に足を引っ張るものの、目的が今晩を生き延びることになってからはそれなりに態度を改めるし、今作の主人公サイドは生存のためにそれなりに協力しあいともに戦う者たちが多かったのでフラストレーションをあまり貯めずにすむ作品だ。一方で一作目からの不気味な仮面に身を包んだ市民が、殺人に拷問と凶行の限りを尽くす異様さが一番薄い作品だ。今作で描かれる第一回のパージでは市民のほとんどにとって法の無効化は単なる無礼講の許容であってパーティなどどんちゃん騒ぎをする機会でしかなく、殺しはほんの一握りの狂人と、殺人が頻発しているように見せかけるためのサクラの傭兵の2者以外は基本的に行わないのだ。フラストレーションをあまり感じず見やすい一方で、作品の個性を失ってしまったのは勿体いない。

★★☆☆☆ 狂ってない

面白くないですね。仮面をかぶっていても普通の銀行強盗映画みたいな感じで、狂気が全然伝わってきませんし、内容もワクワクはらはらしません。映像も、画面が狭くて見づらいです。前回までのパージは、隣人同士の日ごろの恨みとか、日常的な内容だったので物語に入って行けたのですが、今回は軍隊とかになってしまったので、普通過ぎて面白くないです。あと、パージという映画は、仮面が魅力的なのですが、今回は仮面をあまりかぶっていませんし、くるっている人たちの映し方も下手で、パージのあのへんな雰囲気も出ていません。やはり、内容と映し方が一番良かったのは1と2ですね。

作品の詳細

作品名:パージ:エクスペリメント
原作名:The First Purge
監督:ジェラルド・マクムーリー
脚本:ジェームズ・デモナコ
製作:マイケル・ベイ
公開:アメリカ 2018年7月4日、日本 2019年6月14日
上映時間:97分
制作国:アメリカ
製作費:1300万ドル
興行収入:1億3600万ドル
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