ドラマ

イン・ザ・ベッドルーム

突然、愛するものを失ったときー何をすべきか・・・何ができるか・・・

愛する息子を奪われ、抱えきれない哀しみに苦悩する中年夫婦の姿を描いた人間ドラマ

ストーリー:ニューイングランド、メイン州の漁師町カムデン。そこで開業医をしているマットと妻ルース(シシー・スペイセク)のもとへ、大学生の息子、フランクが夏休みを利用してボストンから帰省していた。フランクは学費を稼ぐためにアルバイトをしながら、近隣に住む年上の女性ナタリー(マリサ・トメイ)と恋に落ちる。ある日、フランクはナタリーの家で別居中の夫、リチャードと遭遇し、言い争いの末、銃で撃たれてしまう。かけがえのない一人息子を失くし、マットとルースは幸せな生活から一転、不幸のどん底にたたき落とされた。2人は葛藤し互いを傷つけあうが、再び絆を結んだ時、マットはある決意をした。絶望感と怒りの中で、彼が見出した究極の決意とは!?

キャスト:トム・ウィルキンソン、シシー・スペイセク、ニック・スタール、マリサ・トメイ、ウィリアム・メイポーザー、カレン・アレン、ヴェロニカ・カートライト

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ すばらしい表現力

美しくも現実味にあふれた微妙な色合い、よく計算された引き込まれる緊張感に満ちたカットワーク、荒々しさや繊細さを表現する確実な演技・・・音のあるシーンと同じように音のないシーンが饒舌に語りかけ、作り手の表現力が存分に活かされた素晴らしい映画でした。民族文化的な相違というのを思い起こす意味でも、興味深い作品でした。ニューイングランドの作家の小説が原作になっているみたいので、この物語のテーマは、きわめてアングロサクソン的世界観なのだろうと思います。それぞれの民族文化にはそれぞれの民族的哲学がありますよね、日本には武士の哲学のように、オリジナルなものが。ラストの主人公の行動は、「逸脱」してしまうわけですが、この映画が徹頭徹尾英国移民的文化を表現するのに成功していたため、主人公の視点で見ることを可能にしてくれました。それを経験したうえで原作の原題を見ると、奥深いものがありました。見る人によってさまざまな角度からさまざまなレビューがありうるでしょうし、つまらないという人もいるだろうなと思います。私にとっては、マイベストに入る優れた作品となりました。

★★★★☆ タイトルは寝室の中でという意味ではありません

2004年頃に鑑賞:2001年の米国アカデミー賞作品賞など多数ノミネートということは知っていてようやく鑑賞。すごい話だったなあ。とにかく低予算映画であることを逆手に効果音や極端な演出をしないことによりワンシーンずつ、登場人物の心情を表現していたりするし、本当にリアルな人間の葛藤や矛盾、身勝手さを描いていた。お話は、実家に帰省した息子が、子持ちの女と恋に落ち、元だんなともめ、死んでしまい、そこから両親の葛藤と苦悩を描き、最後はなんともいえぬ終わり方をするのだけど、凄く人間の心の動きを現実的に描いたと思う。シシーとトムの演技が本当に素晴らしく
じっくり心にくる。表題のベッドルームとは寝室ではなく、漁業の際に使う手法で、箱の中に入ったなんとかとかいう魚を喧嘩させ、つめが取れたものを釣る そんな感じだったような。まさにこの映画のお話に沿っている。個人的には終盤の夫婦の葛藤と行動に共感しました。とにかく見て楽しい映画じゃないけど、じっくりみて考えさせられる、強烈な映画でした。

★★★☆☆ とことん重い映画

ずっしりきますこの作品。暗く重い。ストーリーには敢えて触れませんが、親子が存在することの意義を思い、考えさせられます。が、それは本編に感情移入できたらの話で、何故かちょっと作品と自分との間に壁を感じました。つくりものっぽさというか、現実離れしてるからどうこうと言うのではなく、むしろ話的にはあってもおかしくないのですが、描かれている世界に違和感を感じます。主演級の俳優達の演技はそれなりに見応えありました。作りこまれた世界がお好きな方にはおススメできますが、大勢で見る映画ではありません。

作品の詳細

作品名:イン・ザ・ベッドルーム
原作名:In the Bedroom
監督:トッド・フィールド
脚本:ロバート・フェスティンガー
公開:アメリカ 2001年12月25日、日本 2002年8月3日
上映時間:130分
制作国:アメリカ
製作費:170万ドル
興行収入:3500万ドル
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