人は傷のある’殺意と狂気’の顔を持つ男を<スカーフェイス>と呼んだ・・・
ストーリー:一獲千金を狙ってキューバからアメリカへ入り込んできたトニー(アル・パチーノ)は、やがてマイアミの暗黒街でどんどんのしあがり、ついにはボスを暗殺し愛人(ミシェル・ファイファー)まで手に入れる。しかし彼が溺愛する妹(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)と結婚した弟分のマニー(スティーヴン・バウアー)を誤殺したことから、次第に凋落(ちょうらく)していく・・・。
出演:アル・パチーノ、ミシェル・ファイファー、スティーヴン・バウアー、メアリー・エリザベス・マストラントニオ、ロバート・ロッジア、F・マーリー・エイブラハム、ポール・シェナー、ハリス・ユーリン、ミリアム・コロン
★★★★★ アルパチーノかっこいい。
アルパチーノと、デパルマ監督との作品。若いはずのアルパチーノが、老け顔なのか、あまり若く感じない。それで渋いので、かえって良かった。裏社会でしか生きられない男の、繁栄と衰退。ラスト30分は、目を離せない展開で壮絶な戦いだった。素晴らしい。
★★★★★ ギャング映画の最高峰
重厚さ、美しさでは『ゴッド・ファーザー』には敵わないが、爽快さとスピード感、エンターテイメントさはこちらの方が上かと。
★★★★☆ ギャング映画の教科書的作品?
キューバからアメリカへ流れ着いたチンピラが成り上がり、遂には破滅するまでを描く。ストーリーはしっかりしてるし、バイオレンスが多めでショッキングなシーンもあり、170分という長尺をあまり感じさせない。それなりに楽しめて、ギャング映画の教科書的作品といった印象を受けたが、前述のように描写が鮮烈にもかかわらず、突出した何かがないようにも思えた。そういう意味でも教科書的だと思う。
作品の詳細
作品名:スカーフェイス |
原作名:Scarface |
監督:ブライアン・デ・パルマ |
脚本:オリバー・ストーン |
公開:アメリカ 1983年12月9日、日本 1984年4月28日 |
上映時間:170分 |
制作国:アメリカ |
製作費:2300万ドル |
興行収入:6600万ドル |
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