サム・ライミのプロデュースにより衝撃的な実話を映画化したホラー
ユダヤの民話に伝わる邪悪な魂を封じ込めたとされる“ディビュークの木箱”の記事がロサンゼルス・タイムズ紙に掲載された。背筋が凍りつくような話に多くの人々が魅了されたが、サム・ライミもまたこの真実の物語に魅了され、映画化されることになった。その撮影中にも数々のエピソードがあり、悪魔祓いのシーンが撮影された“リバービュー精神病院”は瞬時に凍りつくような雰囲気があることで有名な廃墟で、部屋に入れないスタッフもいたり、本物のディビュークの木箱を離れた場所に保管しておいたにもかかわらず、とつぜん電球が破壊したりと怪奇的な裏話も尽きない。
ストーリー:妻と離婚し、週末ごとにふたりの愛娘と一緒に過ごしている中年男クライド(ジェフリー・ディーン・モーガン)は、あどけない次女エミリー(ナターシャ・カリス)の異変に目を疑った。ふと立ち寄ったガレージセールでアンティークな木箱を購入して以来、エミリーがその箱に異常な執着を示し、時には凶暴な振る舞いを見せるようになったのだ。その後もエミリーの奇行はエスカレートし、天真爛漫だった我が子の信じがたい変わりように危機感を覚えたクライドは、現代医学では解明できない原因があるのではないかと独自の調査を開始する。しかしそのときすでにエミリーの小さな体には、この世ならぬ恐ろしい何かが棲みついていた・・・。
出演:ジェフリー・ディーン・モーガン、キーラ・セジウィック、ナターシャ・カリス、マディソン・ダヴェンポート、グラント・ショウ、マティスヤフ
★★★★★ 展開が早い気もしますが・・・
せっかくのストーリーですが、展開がいささか早すぎたように感じます。しかしながら、続編も期待できそうな終わり方でしたので、違うストーリーで作っていただけると嬉しいですね。主人公の父親役は『スーパーナチュラル』や『ウォーキング・デッド』に出ていた俳優さんで結構好きな方でした。母親役も法律ドラマ?で主人公を務めていた方ではないですかね。
★★★★★ 少しずつ
ガレージセールで箱を見つけた少女が、その中に住まう恐ろしい悪魔に憑りつかれていくストーリーです。目のあり得ない動き、パッケージにある通り、体の中に住みつく得体のしれない悪魔は見もの。家族が精神的に追い詰められ、親子のぎこちなさを醸し出しつつも底辺でくすぶる愛情など、巧みに描かれていると思います。
★★★★☆ 本当にあった怖い話
チープな心霊現象からの「あれは何だったのでしょう」的な終わり方ではなく、「この話は事実です」という前提と「あれは何か」に対して迫っている。恐怖演出もくどくはなく、人の不安や寂しさ、それに付け入る何か、をシンプルに描いています。ユダヤ社会の登場が、本作に説得力をもたせていますし。理屈っぽい無神論者の私でも、納得できる設定でした。ただ、淡々と話が進むので、無粋な私に悪魔への解釈を考える余裕もあったようで。そう考えると、悪魔がテーマでありながら、説明不足という不満の少ない作品でもありました。他のレビューでもありましたが、良い流れだっただけに、最後のアレは楽し過ぎだろ~。
★★★☆☆ TWDのニーガン^ ^
悪魔系は好きなのでプライムビデオで観てみました。ちょっと音楽や効果音が多すぎて、いかにも怖がらせようとしてる感じ…もうちょっと静かで不気味な雰囲気の方が、個人的には好きです!やっぱり悪魔って純粋な子どもに取り憑くんですよね… 子どもが犠牲になるのはたとえ映画だとしても嫌ですよね。置き換えちゃうんですよ〜〜でも子どもの演技がうまいと、オッてなります。豹変ぶりがいい感じでした。夜中に一人で見たので悪魔祓いする時はちょっとゾワッとしました。
★★☆☆☆ ほとんど『エクソシスト』
ほとんど『エクソシスト』って感じです。これと言って驚くような展開はなく、だいたい想像通りの展開でした。これは実話ですっていわれてもにわかに信じがたいですが、自分の身には絶対に起こってほしくないですね。
作品の詳細
作品名:ポゼッション |
原作名:The Possession |
監督:オーレ・ボールネダル |
脚本:ジュリエット・スノードン |
公開:アメリカ 2012年8月31日、日本 2013年5月25日 |
上映時間:92分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1400万ドル |
興行収入:8500万ドル |
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