ドラマ

ベン・イズ・バック

救えるとしたら、私しかいない

れは息子を全力で守ろうとする母の決して諦めない愛と家族の絆をサスペンスフルに描く“衝撃と感動”の物語

ストーリー:クリスマス・イヴの朝、19歳のベン・バーンズ(ルーカス・ヘッジズ)は実家に突然戻り家族を驚かせる。薬物依存症の治療施設を抜け出し帰ってきたのだ。久しぶりの再会に母ホリー(ジュリア・ロバーツ)は喜び、温かく迎え入れた。一方、疑い深い妹アイヴィー(キャスリン・ニュートン)と良識ある継父のニール(コートニー・B・ヴァンス)は、過去の経緯から、ベンが何か問題を起こして自分たちの生活を脅かすのではと不安に駆られる。両親はベンに、24時間のホリーの監視を条件に、一日だけ家族と過ごすことを認めた。その夜、一家が教会でのクリスマスの催しから戻ると、家の中が荒らされ、愛犬が消えていた。これはベンの過去の報いに違いない。誰か分からないが昔の仲間の仕業だ。凍てつくような夜、ベンは犬を取り戻しに飛び出す。それを追うホリー。ベンが過去を清算しようとする中で、息子の人生を食い荒らす恐ろしい事実を知るホリーは、ベンを救うことが出来るのは自分だけであることに気づき、全力で守ることを決意する。だがベンはホリーの前から姿を消してしまう・・・。

出演:ジュリア・ロバーツ、ルーカス・ヘッジズ、コートニー・B・ヴァンス、キャスリン・ニュートン、アレクサンドラ・パーク、レイチェル・ベイ・ジョーンズ、マイケル・エスパー、デヴィッド・サルディヴァル


視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ アメリカの抱える問題が多数

黒人の再婚相手とその連れ子、自分の娘の5人で暮らしている母親(ジュリア・ロバーツ)のもとに、薬物依存の息子(ルーカス・ヘッジス)が更生施設を抜け出してクリスマスの日に帰ってきます。アメリカ人にとってのクリスマスの重要性は日本人には理解しづらいものがあります。再婚相手の「黒人だったら刑務所行きだ」という一言の裏に、アメリカの人種差別の深い闇がうかがわれます。母親は生活のために再婚したことも匂わせます。また直接的には語られませんが、母親も薬物依存です。“血”として連綿と続くものなのか、さらに家族の間の過度の愛情表現にはうんざりします。しばしば母親の盲目的な愛は子供をミスリードします。最後はハッピーエンドではありません。この先母親が息子にどの様なアドバイスをし、助けていくのかは語られないままに終わります。見ていてつらい映画です。

★★★★☆ 苦しみ

薬物依存症となり、施設に入っていた息子が、不意にクリスマスに合わせて帰ってくる。そのことを、家族は誰も知らなかった。薬物依存は一生付き合うことになる病だ。これは薬物のみならず、アルコールをはじめとした核依存症全てがそれに当たるだろう。依存症者と付き合っていくには、様々な覚悟を負わなくてはならない。手を取ることも、突き放すことも。自分を制御できない状態に陥っている相手に引きずられてしまっては、家族もめちゃくちゃにされる。手を差し伸べるか、それとも突き放すか。ジュリア・ロバーツは彼を愛しつつも、振り回される母親を演じる。息子を信じきれない様子、口では優しいことを言いつつも、いざとなれば激高して彼を怒鳴りつける姿は、これまで「依存症患者」であった彼にどれだけ裏切られてきたかがよくわかる。ベンが急に戻ったことで、家族は緊張に包まれ、そして彼の過去の悪い仲間が襲撃に現れる。彼はまた薬をやるのではないかという不安のみならず、生活自体が脅かされるのだ。それでも、彼女にとっては息子である彼が大切なのだ……とよくわかった。たった一日の話だが、一度踏み外すと、復帰がいかに難しいかがよくわかる内容だ。日本でも他の国でも、それは同じことなのだろう。そして、きっと一生、同じことを繰り返すのではないかとおびえつつづけることになるのだろう。ベンが薬物依存症になったきっかけがなんともやるせない・・・。何度も裏切られて、どこまで支えられるか、信じられるか。本人も、支えようとする家族もまた、追い詰められる。薬物依存がどんなに恐ろしいか、ずっと引きずる物であるかを知るのにいい映画だ。

★★☆☆☆ 薬物依存の息子を持つ母親の苦悩ですかね〜正直、この家族って上手くいってるのか?

母親役を演じるジュリア・ロバーツは綺麗です。が、何となく、感情に左右される情緒不安定な女性に見えて仕方なかったです。再婚した夫が黒人?再婚して幸せに暮らしているはずだが、どうやら息子が薬物依存で施設に入っていたみたいですが・・・・その息子が、クリスマスイブに勝手に戻ってくるところから、話が始まります。他の家族が戻そうと考えますが、なぜか母親は1日くらい居てもいいいだろうと・・・そして・・・とんでもない事件が・・・という話です。全体的に重苦しい雰囲気で話が進み、なぜかこの息子に過去に関わってきた連中が一気にこの息子の周りに出てきます。果たして・・・息子は更生できるのでしょうか????星2つ。ドラックの恐ろしさと家族の絆を描きたいのでしょうが・・・なんか不快なシーンしか出てきません。本当にこの息子を立ち直らせる気があるのか疑います。こういう考えが人を犯罪に自然と向かわせるのではないですか?そう考えたくなる内容でした。ジュリアと娘役の女優は綺麗です。ただそれだけ!

作品の詳細

作品名:ベン・イズ・バック
原作名:Ben Is Back
監督:ピーター・ヘッジズ
脚本:ピーター・ヘッジズ
公開:アメリカ 2018年12月7日、日本 2019年5月24日
上映時間:103分
制作国:アメリカ
製作費:1300万ドル
興行収入:1200万ドル
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