スリラー

悪党に粛清を

神はなぜ、復讐という業を背負わせたのか

“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン主演によるウェスタン・ノワール・アクション!

ストーリー:1870年代アメリカ。元兵士のジョン(マッツ・ミケルセン)は敗戦で荒れたデンマークから新天地アメリカへと旅立つ。7年後、事業も軌道に乗り妻子を呼び寄せ再会を喜びあったのもの束の間、非情にも目の前で妻子を殺されてしまう。怒りのあまり犯人を見つけ出し射殺したジョンだったが、犯人はこの辺り一帯を支配する悪名高いデラルー大佐(ジェフリー・ディーン・モーガン)の弟だったこととから彼の怒りを買う。更にその弟の情婦で声を失ったメデリン(エヴァ・グリーン)も巻き込み、それぞれの孤独で壮絶な復讐劇がはじまった・・・。

キャスト:エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン、ジェフリー・ディーン・モーガン、エリック・カントナ、ミカエル・パーシュブラント、ダグラス・ヘンシュオール、マイケル・レイモンド=ジェームズ、ジョナサン・プライス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 簡素な形式の復讐劇

原題は『The Salvation』で、救済、といった意味です。家族を殺され、殺人者を殺した男が、殺人者の兄である有力者につかまります。しかし、脱出し、返り討ちにします。とばっちりで町の者が死ぬ羽目になったため、町長も、神父兼保安官も、有力者をおそれて男を見殺しにしようとします。そこで、教会も信仰も事件には無関係なので、復讐自体の罪深さが焦点の一つとなるものと考えられますが、その類の内的な苦しみには、表現のための時間や場面は与えられていないようです。最終的に保安官らは有力者が消えたので喜ぶのですが、男と和解したわけではありません。殺人者の愛人として口のきけない女性が出てきて、これをエヴァ・グリーン氏が演じます。眼が凄まじい気迫を表す人なので、また一つ演技の実例を芸として示した形です。

★★★★☆ 北欧製西部劇

イギリス、デンマーク、南アフリカの合作なので、へんてこな西部劇かな、でもそれはそれで面白いかもと思って見てみたらめちゃアメリカっぽい西部劇でした。ロケ地はすべてアフリカというのもびっくりです。悪役のデラルーを演じたジェフリー・ディーン・モーガンがかっこいい。カウボーイハットをかぶった顔、千葉真一によく似てます。最近は北欧ミステリーが人気ですが北欧西部劇も悪くないですね。

作品の詳細

作品名:悪党に粛清を
原作名:The Salvation
監督:クリスチャン・レヴリング
脚本:クリスチャン・レヴリング
公開:デンマーク 2014年5月22日、日本 2015年6月27日
上映時間:92分
制作国:デンマーク、イギリス、南アフリカ
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