コメディー

ペーパーマン

中年オヤジとヒーローのちょっとおかしな(?)バディムービー!

ストーリー:売れない作家のリチャード(ジェフ・ダニエルズ)は“キャプテン・エクセレント”という空想の友達がおり、いつも“彼”に悩みを聞いてもらう、という秘密を抱えていた。ある時、スランプを克服するため妻クレア(リサ・クドロー)の勧めで冬の間ロングアイランドビーチにあるコテージへ一人で滞在することに。滞在中、地元に住む17歳の少女、アビー(エマ・ストーン)に出会う。何かの縁を感じたリチャードは毎週金曜日、彼女にスープを作ってもらう、という奇妙な関係を始める。最初はいぶかしげなアビーも、段々とリチャードに心をひらき、彼女の複雑な環境を話し出す。実は彼女も“クリストファー”という空想の友達がいたのだ。スランプの作家と傷を抱えた少女。ある種の友情で結ばれた2人は、この環境から一歩踏み出そうとしていた・・・。

出演:ジェフ・ダニエルズ、リサ・クドロー、エマ・ストーン、キーラン・カルキン、ライアン・レイノルズ、ハンター・パリッシュ、アラベラ・フィールド

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 落ち込んだ男に効く薬

人生の曲がり角でのた打ち回ってる人には薬になる(かもしれない)映画。奇をてらわずに淡々と描いているのが良い。主人公達が段々と現実とシンクロして、自分を取り戻していく様が丁寧に暖かく描かれていて、いい。わからない人には絶対わからない映画。こういう奇跡のような幻想を形にできるから、映画は素晴らしい。創作って本当に素晴らしいと思う。これを否定するのは勝手だけど、迫害したり攻撃したり規制まで叫ぶのは文化の、人類の敵でしょう。地味だけどいい映画だよ!

★★★★☆ DP2を期待したらダメ

スーパーヒーローというのは単に姿を記号化しているだけで特殊能力使って活躍するわけでは無い。でも誰しもが子供の頃に心の中にいた友達。それがたまたまスーパーマンに似た奴だっただけ?※多分、早々にネタばれさせないためにこの恰好にしたのかも。なのでSFを期待すると肩すかし。でもそれを期待しなければ十分楽しめる、気持ちが残る内容でした。

作品の詳細

作品名:ペーパーマン
原作名:Paper Man
監督:キーラン・マローニー
脚本:キーラン・マローニー
公開:アメリカ 2010年4月23日
上映時間:110分
制作国:アメリカ
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