ドラマ

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ

世界で一番、エレガントで美しい吸血鬼、アダムとイヴのラブストーリー

米インディペンデント映画最大の巨匠と呼ばれ、オフビートなユーモア感覚と秀逸な音楽センスで独自の世界観を築き、世界中の映画ファンを魅了し続けているジム・ジャームッシュ。7年もの月日をかけて実現させた4年ぶりの新作となる本作では、永遠の命を持ちながら、孤独と闇の世界にしか生きられない吸血鬼の恋人同士の日常をユーモラスで皮肉たっぷりに描き、映画史上最もエレガントで美しい吸血鬼のラヴ・ストーリーを誕生させた。

ストーリー:吸血鬼のアダム(トム・ヒドルストン)はギターをはじめ弦楽器なら何でも自在に弾きこなすミュージシャンとしてアンダーグラウンド・ミュージック・シーンで活躍している。しかしここ近年の自己破滅的な人間たちの振る舞いにアダムは抑鬱を抱えていた。そんなとき恋人イヴ(ティルダ・スウィントン)がデトロイトに住む彼の元を訪れる。もちろん、彼女も吸血鬼で2人は何世紀も愛し合い、生き続けてきた。久々の再会もつかの間、イヴの破天荒な妹エヴァ(ミア・ワシコウスカ)が突然2人に会いにやってきて3人の運命は、ゆっくりと変わり始める・・・。

出演:トム・ヒドルストン、ティルダ・スウィントン、ミア・ワシコウスカ、ジョン・ハート、アントン・イェルチン、ジェフリー・ライト、ヤスミン・ハムダン、スリマヌ・ダジ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 映像美を鑑賞する

以前、レンタルで見たときはダラダラしてつまらないと感じたのですが、BDで見直したところ、隅々まで気を使った芸術作品だと気づきました。正直ストーリーは陳腐で、マニア向けのネタは所詮マニアにしかうけない。ただ、映像の美しさとギター中心の音楽の素晴らしさは他に比肩するものがありません。見直してよかった。

★★★★★  永遠の恋人たち

とにかく夜の雰囲気が濃密で美しい。今や人間の血も毒にまみれていて、純度の高い血はなかなか手に入らない。そして、極上な血を味わった時に見せる恍惚の表情がユーモラス。まさに、日に当たらないヴァンパイアそのものの透き通る白い肌、ティルダ・スウィントン。実年齢を知ってびっくり。気だるさがここちよくて、どことはなくクスッと笑える。なんだか中毒になりそうな映画だけど、合わない人には合わないだろうなあ。

★★★★★ ティルダのファンなら買いです!

ティルダ・スウェントンのファンならば手元に置いておくディスクですね。内容については他の多くの方々が好意的に評していますので、これ以上付け加えることはありません。バンパイヤ役にうってつけのティルダ様が、カクテルグラスに入った血液を飲んで口を真っ赤にしながら恍惚とした表情を浮かべるシーンとか、ラストでカップルを襲う時の表情などこれだけでもティルダ様のファンとしては充分満足です。

★★★★☆ 比較的見易く纏まって居る

本作も相変わらずスタイリッシュな映像と裏腹に根底に流れるお馬鹿なユーモアが炸裂。主人公がミュージシャンということもありヴィンテージロックを引用するシーンが多いが美意識の高そうな設定にも関わらず知識的に間違っていたり、微妙な趣味だったりするのは、わざとか?とにかくチャーミング!

作品の詳細

作品名:オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ
原作名:Only Lovers Left Alive
監督:ジム・ジャームッシュ
脚本:ジム・ジャームッシュ
公開:フランス 2013年5月25日、日本 2013年12月20日
上映時間:122分
制作国:アメリカ
製作費:700万ドル
興行収入:760万ドル
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