ドラマ

マリー 〜もうひとりのマリア〜

キリストとマグダラのマリアを巡る、様々な人々の思いが交錯し合うスリリングなストーリー!

ストーリー:マグダラのマリアを演じる女優マリー(ジュリエット・ビノシュ)は、撮影が終わると憑かれたようにエルサレムへと旅立つ。TV番組では、聖書から消されたマグダラのマリアの真実の姿も明らかにされていく。そんな中、監督トニー(マシュー・モディーン)は上映反対デモが予想される劇場公開初日の生中継を条件に、TV番組に出するが・・・。

出演:フォレスト・ウィテカー、ジュリエット・ビノシュ、ヘザー・グラハム、マリオン・コティヤール、マシュー・モディーン、ステファニア・ロッカ、マルコ・レオナルディ、トゥーレ・リーフェンシュタイン、ガブリエラ・ライト

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★☆☆ まるで誰かに遠慮して製作したような作品

まるで誰かに追われているかのように、エルサレムに行く、マグダラのマリア役の女優。臨月を向かえ、出産への不安から夫不在の時間の長さに、焦燥感を感じる主人公の妻。映画公開に当たって、反対派の過激な行動に、正面切ってぶつかってみせる発言をしながら、実は恐れ戦いている映画監督。高視聴率番組の司会を行いながら、神への信仰に確信をもてないでいる主人公。 イエズスへの信仰、エルサレムでの爆撃、出産直前の大量出血、銃撃戦に巻き込まれる父と息子の画像をタペストリーのように織り込みながら、できあがる絵は、マグダラのマリアとは、一体、誰だったのか?女は、普遍的な愛を語ることができるのか?という問いなのである。 問いかけるのは、ローマ兵に対して、「私はあの人を知らない。」と幾度も言ったペテロなのか、自らイエズスを演じた映画監督なのか、それとも瀕死の妻と子を抱える主人公なのか、映画を見ている私たちなのか?いろいろな場面を縦横無尽に織り込みながら、映画が進んでいくが、すべてにおいて、結果の提示が中途半端なため、妙なむなしさを感じる。監督は、一体、誰に遠慮して、明確に意図や結果を表現しないのだろうか?それとも、明確に提示することによって、何かを失うと感じているようにさえ思った。

作品の詳細

作品名:マリー 〜もうひとりのマリア〜
原作名:Mary
監督:アベル・フェラーラ
脚本:アベル・フェラーラ
公開:イタリア 2005年11月11日
上映時間:120分
制作国:アメリカ、イタリア、フランス
Amazonで探す
Amazonプライム30日間無料体験を試す

関連作品

  1. ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

  2. アドリフト 41日間の漂流

  3. マンデラ 自由への長い道

  4. アフター・ヤン

  5. マーヴェリックス/波に魅せられた男たち

  6. ミルク・マネー

PAGE TOP