宇宙の 暗闇を 生き抜け
〈第86回アカデミー賞 最多7部門受賞! 〉革命的映像! 極限のサバイバル! 全身を貫く感動! 究極のスペース・サスペンス・エンターテイメント!
ストーリー:女性エンジニアであるストーン博士(サンドラ・ブロック)は、ベテラン宇宙飛行士コワルスキー(ジョージ・クルーニー)と共に、地球より遥か上空の無重力空間〈ゼロ・グラビティ〉で、システムの修理をしていた。だがスムーズに作業を遂行し終えようとしたその時、彼らに思わぬ危機が訪れる・・・。
キャスト:サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー、エド・ハリス
★★★★★ うんとこどっこい
もう圧巻の一言に尽きます。映像美は言うまでもなくすごいのですが、とてもメッセージ性の強い作品で、何度見ても違った解釈ができて、長く楽しめる作品だと思いました。
★★★★★ 一生をギュッと
自分が生きてるって、色んな運や思いが重なって成り立ってるんだー。って感じてしまった。絶望的な状況でも諦めず一瞬で生き残る選択肢を探り当てないといけないなんて、「もうイヤー!」って嘆きながらも目が離せなかった。自分だったらどうしよう!って何度も何度も考えた。。。自分は宇宙に行ってはダメな人だと自覚できた。
★★★★★ 一人の女性の人間ドラマ
Amazonプライムで観ました。宇宙空間で遭難し地球までの帰還を目指すパニックSF映画と説明したら想像しやすいですが、観てみると実は奥が深い人間の再生ドラマでした。映像美はもちろんとても素晴らしかったですし、シナリオがさらに素晴らしいと思います。地球上の日常であれ宇宙空間の非日常であれ、心に傷を背負った女性が再び立ち上がって生きていこうとする姿は、同じように疲れ果てそれでも立ち上がりたいと願う人に勇気を与えてくれると思います。アニンガとのシーンは、家に引きこもりながらもYouTubeやSNSなどに他者との僅かな繋がりを求めている現代人の姿のように思えました。重要人物であるマットの存在と台詞にも勇気づけられます。見渡せば誰にでもマットのような存在がいるように思います。疎遠になった友人や死んだ家族だったり、昔の会社の上司や学校の先輩だったり。マットとのやりとりは、そんな人達から貰った言葉を思い出しながら人って毎日を乗り越えていくだろうなとついつい人生と照らし合わせてしまうとても心に触れるシーンでした。ラストの湖の中を蛙と一緒に泳ぐシーンは進化途中を象徴しているのでしょうか。波打ち際に這いつくばりながら陸に上がり、最後に弱々しくも凛と立ち上がる姿は猿が二本足で立ち人類になろうとしている姿のようでもあり、人として生まれよやく自分の力で立ち上がる赤ん坊の姿のようでもあり、とても感動的で象徴的なラストシーンだと思いました。SF映画として派手さを期待して観ると物足りなさもあるかもしれないですが、老若男女問わずに人生に勇気づけられるとても良い映画だとおすすめします。何かに弱って挫けそうな時には私もまた是非観てみようと思います。
★★★★☆ 地球に帰る意味
娘は死んだ。帰っても待っている人もいない。生きる気力もない。それでもやはり生きて地球へ帰ることを選択する。この一点だけでも評価するに十分だと思います。
★★★★☆ わりと好き
確かに、この映画に、その他のSF映画にあるような、紆余曲折のある凝ったストーリーや壮大なエンディングを期待して観た場合、それの期待は裏切られることでしょう。出来事を文字で説明するだけならば3分もあれば十分なくらいの内容だからです。それが評価がさほど高くない理由でしょう。ただ、そういった余計な要素がないからこそ、より没入感を持って、宇宙空間にのめり込むような感覚を楽しむことができる点がこの映画の魅力かと思います。タイトルですが、原題は’Gravity’であり、和題とはある意味真逆なわけですが、最後まで見ると絶対に’Gravity’が真のタイトルであると感じます。
★★☆☆☆ 今一つ…
割とリアルな宇宙空間での出来事を描写しているっぽくて、そこは正直に評価できますが、ストーリー全体を通して観る者に響くものがない。あえて言えばこの映画で伝えたかったのは「生への執着」とかそんな感じのものだったんですかね。でもあまりにリアリティが無いなぁ。シャトル、ISSと来てシナステーション・・・。そんなにうまくいくもんですかね。宇宙と地球の世界観の違いの演出は悪くないです(音・液体の動き・虫の有無など)。
作品の詳細
作品名:ゼロ・グラビティ |
原作名:Gravity |
監督:アルフォンソ・キュアロン |
脚本:アルフォンソ・キュアロン |
公開:アメリカ 2013年10月4日、日本 2013年12月13日 |
上映時間:91分 |
制作国:アメリカ、イギリス |
製作費:1億ドル |
興行収入:7億2300万ドル |
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