7人のドリームチームによる世紀の美術品奪還プロジェクト
■“モニュメンツ・メン”、美術品を救い出す為に集められた7人の男の実話!
ナチスに奪われた世紀の美術品を奪還する為、芸術の専門家で結成された特殊部隊“モニュメンツ・メン”。芸術家、歴史学者、建築家など、誰一人として正式な軍隊経験がない部隊にもかかわらず、彼らは500万点(10兆円)もの盗品を発見し、奪還することに成功する。そして、2015年10月、アメリカ合衆国議会が国内外の文民に授与する最高位の賞、議会名誉黄金勲章(Congressional Gold Medal)を受賞。戦火の中、芸術を守り、歴史を変えた知られざる英雄たちの実話が完全映画化!
ストーリー:第二次世界大戦、終戦間際。ドイツ軍はヒトラーの命により、侵攻したヨーロッパ各国の美術品を次々と略奪。その中には、レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」「モナ・リザ」、ファン・エイク「ヘントの祭壇画」、ゴッホ「ひまわり」、レンブラント、ルノワール、ロダン、ピカソ・・・・・・、そしてミケランジェロ「聖母子像」など、数々の名作が含まれていた。これらの歴史的財産の喪失を阻止するため、7人の男たちで結成された特殊部隊“モニュメンツ・メン”が立ち上がる。芸術のエキスパートで、戦争ド素人の彼らのミッションは、戦場の最前線でナチスが略奪した美術品の数々を“奪還”すること。まさに、史上最大最高額のトレジャー・ハンティングだった!
出演:ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、ビル・マーレイ、ジョン・グッドマン、ヒュー・ボネヴィル、ボブ・バラバン、ジャン・デュジャルダン、ケイト・ブランシェット、ユストゥス・フォン・ドホナーニ、アレクサンドル・デスプラ
★★★★★ 個人的にはGood
実話ベースの本編は 話が淡々と進んでしまうが、戦争という極限状況下で文化保護・継承を進めた‘人間‘を題材としており、取り組んだ方々の心情を慮ると切ないものすら感じる。一般的な戦争物と一線を画する作品であり個人的には好ましい作品と考える。
★★★★★ 豪華出演陣の歴史ドキュメンタリーと思えば◎
出演している顔ぶれからすると、ドラマ的には物凄く地味な内容だけど、歴史ドキュメンタリーだと思えば豪華な役者に莫大な予算がついた最高の歴史ドキュメンタリー・コンテンツ。自分的には高画質な点が、さすが美術もの作品だと思っている。
★★★★☆ 好きな作品です
レビューの平均点はあまり高くないですね。たしかにこの作品、面白さという点では微妙です。ですが、そけでもよい映画というものはあります。私は、この作品は、よい映画だと思います。戦争映画ですが、ジョージ・クルニーは、興奮するような場面展開を意図的に抑えているような気がします。そのために、これだけのメンバーをそろえながら、個々のキャラクターが生きてこないのは事実。ですが、むかしよく見た戦争映画の、豪華なセットと、美しい欧州の農村の風景、連合軍の駐屯地の雰囲気など、画面をみているだけで楽しく(というと、戦争映画なのに、と叱られそうですが)なります。私は、これだけで、最後まで面白く観られました。そのなかに、これらの豪華キャストを置いて見直してみると、本当に贅沢な作品だということがわかります。たしかに、視点が分散しすぎ、作者(クルニー)のイデオロギー的なものが、セリフや語りに直接反映されているところは残念ですが、そこは、クルニーらしいということで我慢しましょう。それほど「面白い」というわけではないけれど、心が豊かになる、後味のよし作品だと思います。
★★★★☆ 実話だそうです
絵画や美術品など芸術には疎い私ですが、豪華な出演者陣に惹かれたのと、美術品を奪還するというスリリングで爽快なストーリーを期待して鑑賞しましたが、ただ淡々と話が進んでいき、これも奪還できました、あれも奪還できましたと
いうだけで、スリリングな展開はまるでないし、面白さでいえば欠けると思います。しかし、実話をもとに実在した「モニュメンツ・メン」の偉業を伝えるという意味では、大きな役割を果たしているように思いました。イミテーション・ゲームのアラン・チューリングや日本人でいえば杉原千畝など戦争でその偉業が何十年もの間知らさせれることがなかった事実が、最近になってやっとその功績が認められ映画化されるようになっています。この「モニュメンツ・メン」の存在も私は初めて知りましたし、今ある貴重な美術品は「モニュメンツ・メン」がいなければ現存していなかったと思うとその功績は大きいと言えます。ハラハラドキドキするような映画ではありませんが、第二次世界大戦を違う角度からとらえていてなかなかよかったです。
★★★☆☆ うーん・・・
レンタルで借りました。美術とか絵画とかに疎いせいかあまりピンと来ない内容でした・・・俳優陣は豪華でしたが・・・後、レンタルでは吹き替えで観賞するんですけど・・・やっぱりちゃんと声優さん使って欲しいですな・・・下手すぎる(笑)
★★★☆☆ 破壊と略奪から秩序の回復へ
この作品は、戦争を破壊の面から捉えず、戦争の破壊と略奪から秩序の回復へ至る過程を描いた品です。この切り口は従来の戦争映画と比較すると非常に独自で特筆すべきものだと思います。もっとも、その過程はかなり楽観的かつ抽象的なもので、西欧の伝統的で最も良識的=ステレオタイプと思われる部分を浮き立たせて終わっております。この楽観性、このヤンキー気質の軽さが、戦後山ほど作られたアメリカ産戦争映画に回帰する部分があって、そこが大変面白かったです。プロット上もう少し全面に押し出しても良かったと思うのですが、ソ連軍との美術品争奪戦も個人の所有権の回復という点から面白いと思いました。しかしながら、良く考えてみますと20世紀前半の戦争は、西欧文明のグロテスクさのひとつの帰結であるところもあると思いますので、戦火の中から西欧文化の精髄を救い出すというのは、ある意味、監督のジョージ・クルーニーの意図とは無関係に皮肉めいている感じもします。
作品の詳細
作品名:ミケランジェロ・プロジェクト |
原作名:The Monuments Men |
監督:ジョージ・クルーニー |
脚本:ジョージ・クルーニー |
公開:アメリカ 2014年2月7日、日本 2015年11月6日 |
上映時間:118分 |
制作国:アメリカ |
製作費:7800万ドル |
興行収入:1億5400万ドル |
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