ドラマ

バリー・シール アメリカをはめた男

この男、天才 パイロット、CIA エージェント、そして麻薬の密輸王

1970代、大手航空会社の天才パイロットとして活躍し、その後CIAから極秘密輸作戦のパイロットにスカウトされ、さらに麻薬の密輸で莫大な財産を築いた実在の人物=バリー・シールの生涯を完全映画化。破天荒だが天才的、そして溢れる才能と愛嬌を持ち合わせていた主人公バリーを演じるのは本作の制作を熱望したトム・クルーズ。監督は『ボーン・アイデンティティー』『Mr.&Mrs. スミス』などで知られるダグ・リーマン。『オール・ユー・二一ド・イズ・キル』以来となる最強の2人が再びタッグを組み、アメリカがその存在を知られたくなかった”ヤバすぎる男”のぶっ飛んだ人生のすべてが、ついに明かされる。

ストーリー:天才的な操縦技術を誇り、民間航空会社のパイロットとして何不自由ない暮しを送っていたバリー・シール(トム・クルーズ)の元に、ある日CIAのエージェントがスカウトに現れる。CIAの極秘作戦に偵察機のパイロットとして加わる事となったバリーは、その過程で伝説的な麻薬王パブロ・エスコバル(マウリシオ・メヒア)らと接触し、麻薬の運び屋としてもその才能を見せ始める。ホワイトハウスやCIAの命令に従いながら、同時に違法な麻薬密輸ビジネスで数十億円の荒稼ぎをするバリー。しかしそんな彼の背後には、とんでもない危険が迫っていた・・・。

出演:トム・クルーズ、ドーナル・グリーソン、サラ・ライト、ジェシー・プレモンス、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ローラ・カーク、ジェイマ・メイズ、マウリシオ・メヒア

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 勢いよく進んでいく高揚感

行き当たりばったりながら勢いで進んでいく様子を観ていてワクワクする。バリー・シールは実在した人物で、劇中の出来事には脚色があるようだが、米政府と麻薬組織、両方の仕事を受けていたのは事実らしい。悪いことをしてはいけない(長続きしない臭いが前半からプンプンする)が、人生に勢い良くアクセルを踏む時があってもいいのでは、と思わせるものがある。

★★★★★ これが実話を元にしてるってのが凄い

国家が超法規的に動くと個人では抗えないし、それを利用しようとする輩に武力を背景に迫られたらやっぱり抗えないし「時代に翻弄された男」って感じですね。まぁでも、普通にパイロットを続けてたら絶対に入手できない大金とスリルが楽しめたのだから人生は謳歌できたのでしょうか。それを止めきれなかった妻もある意味同罪?

★★★★★ 邦題は微妙だけど、最高におもしろい!

原題はAmerican Made。バリー・シールという実在した人物のお話。最初から最後までテンポ良く、派手にまとめられている。ジミー・カーター政権からロナルド・レーガン政権までの実話に基づいていて、それぞれの映像が挿入されている。アーカンソー州知事時代のビル・クリントンが電話主として登場したり、ジョージ・H・W・ブッシュとバリー・シールが待合で一緒になったりとマイケル・ムーアの映画のようにも楽しめる。バリー・シールというモンスターはアメリカ政府が作ったものなのだ。

★★★★★ 単純に面白い!

最初は金のために始めた仕事も、途中から何のためにやっているのかわからなくなるまさにお金持ちの心理って感じ!最後がバッドエンドな感じもまたいい!!

★★★★☆ 見てよかった、知ってよかった

「アメリカをはめた男」の副題は違いますよね。それにしてもCIAは目的のためなら麻薬の密輸すら黙認するなんて、驚きました。自国民がジャンキーになって破滅するのは自明なのに、それ以上に他国が共産主義になるのを防ぎたいのか。バリー・シールなる人物はもちろん、中米諸国も、アメリカという国についても知らないことが多かったので勉強になりました。見てよかったと思います。ラストの自滅は分かり切っているのに、そこへ向かって主人公がやたら楽しそうに、豪快に突き進んでいくので、飽きることなく最後まで一息に見ました。実際のバリー・シールよりかなり話を盛っているようには感じました。

★★★★☆ 最高の、ブラックコメディー!

ニコラス・ケイジの『ロード・オブ・ザ・ウォー』がはまった方には絶対おすすめ!もしこの映画が80年代に作られていたとしたら、アメリカ国民から総スカン食らっただろうと思えるほど、イラン・コントラ事件をいやな意味で面白おかしく描いています。★一つ足りなかった点は、バリー・シール本人とトム・クルーズがあまりにも似ていない点。

★★★☆☆ 脇役に注目!

映画としてはまあまあですね。お金はかかってそうですね。特に航空シーン。かっこよすぎるトム・クルーズではないので新鮮でしたが(お尻まで見せます)。そんな中で奥さんの弟のJB役のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(という人らしい)が私の中で注目です。どうしようもないクズっぷりが記憶に残ります。このクズ加減最近見たなと思ったので確認しました。「ゲットアウト」の主人公の彼女の兄弟のジェレミー役の人でした。まあこれも感じの悪さマックスのクズっぷりです。クズをやらせたら今私の中ではトップクラスです。今後期待の役者ではないでしょうか。トム・クルーズをあまり語らずすみません。

作品の詳細

作品名:バリー・シール/アメリカをはめた男
原作名:American Made
監督:ダグ・リーマン
脚本:ゲイリー・スピネッリ
公開:アメリカ 2017年9月29日、日本 2017年10月21日
上映時間:117分
制作国:アメリカ
製作費:5000万ドル
興行収入:1億3200万ドル
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