ドラマ

エリザベス:ゴールデン・エイジ

敵は、外にも中にも―そして、私の心にも

25歳でイングランド女王となった伝説の“ヴァージン・クイーン”エリザベス1世の恋と苦悩、戦いの物語を描いた史劇超大作!

ストーリー:数奇な運命を背負いながらも、25歳でイングランド女王に即位したエリザベス(ケイト・ブランシェット)。女王として国を愛し、ひとりの女性として男を愛した彼女は、イングランドの黄金期を築いていく。しかし、その道程は波乱と混乱に満ち溢れたものだった。エリザベスの転覆を狙う者だけではなく、ヨーロッパ列強のイングランド占領を狙う者達の策略や陰謀が渦巻いていたのだった・・・。

出演:ケイト・ブランシェット、ジェフリー・ラッシュ、クライヴ・オーウェン、アビー・コーニッシュ、サマンサ・モートン、リス・エヴァンス、ジョルディ・モリャ、エディ・レッドメイン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ケイト・ブランシェットの熱演が光る。

まさに、はまり役という感じのケイト・ブランシェットのエリザベス女王。敵は、外にも中にも、―そして、自分の心にも。 スペイン無敵艦隊を撃破し闘うヴァージン・クィーン。我がまま言わせてもらえれば、もう少し映画の全体時間を長くして構わないので、イングランドvsスペイン艦隊の部分を色々深くやってほしかったかな。前作の『エリザベス』を見た方が流れが良く分かるが、見なくても単体で楽しめる映画です。

★★★★★ ケイト・ブランシェットの演技がすばらしい

イングランドにゴールデン・エイジをもたらしたエリザベス一世の治世の前半を描いた映画です。エリザベスは異母姉メアリーの病死によって25歳の若さで王位を継承しますが、不貞の罪を着せられて刑死したアン・ブーリンの娘ですから、王位継承権の正統性については問題がありました。さらにプロテスタントのエリザベスは、カトリックの総本山ローマ法王からも狙われていた。この累卵の危うきにあったエリザベスの王位を支えたのがフランシス・ウォルシンガム(ジェフリー・ラッシュ)でした。ウォルシンガムはいたるところにスパイをもぐりこませ、女王に対する陰謀を次々に摘発、最後にローマ法王の後ろ盾で王位をうかがうカトリック派の巨魁ノーフォーク公を逮捕、処刑します。陰謀加担者には,女王の愛人だったロバート・ダッドリーの名前もありました。ケイト・ブランシェットはエリザベスになりきっています。身に迫る危険を察知できずにダッドリーとの愛欲におぼれていた若い娘が、数々の試練にさらされてゆくうちに女王としての使命に目覚め、英国と結婚すると宣言して髪を切ります。その変貌ぶりを見事に演じています。ジェフリー・ラッシュは、女王を守るためなら、拷問、暗殺、なんでもやってのける非情な秘密警察長官を好演しています。

★★★★☆  ケイト・ブランシェットが素晴らしい!

エリザベス女王を演じたケイト・ブランシェットが、素晴らしいです。 国に身を捧げた女王としての孤独、苦悩、悲哀をよく演じていたと思います。 でも、彼女の熱演だけが目立って、ウォルシンガム役の名優ジェフリー・ラッシュとの絡みも少なく、消化不良という感じです。見せ場は、髪をほどき、甲冑を身に着け、白馬にまたがったエリザベスが、迫る来るスペイン艦隊に「怯むなかれ」と戦士を鼓舞するところでしょうか。神々しいほど美しかったです。また、エリザベス女王の華麗なるコスチュームも必見です。

★★★☆☆ 際立つケイトの女王エリザベス1世。

見応えはあるが映像美を重視しすぎている感あり。史実を求めるには少し物足りないかな。ケイト・ブランシェットの演技はやはり格が違う。これぞエリザベスと品格と大胆さがこの作品の主軸かな。

★★☆☆☆ 全体的に悪い意味でお上品

予告を見て感じた印象とかなり落差のある作品でした。エリザベスの強い女っぷりが楽しめる映画かと思ったら、実際はほとんどその真逆の部分に焦点があたっていました。前作を観ているか、ある程度歴史の勉強をしていないと唐突に思える箇所がいくつかあるのも難点。お話が進んでるんだか進んでないんだかわかりにくい状態が小一時間に渡って続き、その間の人間ドラマも陳腐過ぎて、私には特に見るべき点も共感できる点もなく、ただの「雑談」としか感じられませんでした。万人受けを狙い過ぎたのか、面白く出来る要素はいくつもあるのに、ひとつも活かせていなくて薄味なままで終わってるのが残念です。題材が題材なだけにもっと濃厚に描いても良かったはず。ビジュアルと同様の強烈さが作品の内部にも欲しかった。画面に映るだけで威圧感を感じさせるケイト・ブランシェットの存在感は特筆すべきものですが、エリザベス自体の凄さは伝わってこない映画でした。

作品の詳細

作品名:エリザベス:ゴールデン・エイジ
原作名:Elizabeth: The Golden Age
監督:シェカール・カプール
脚本:ウィリアム・ニコルソン
公開:アメリカ 2007年10月12日、日本 2008年2月16日
上映時間:114分
制作国:アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ
製作費:5500万ドル
興行収入:7500万ドル
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