アクション

007 ダイ・アナザー・デイ

ピアース・ブロスナン演じるジェームズ・ボンドが北朝鮮、香港、キューバ、イギリス、アイスランドと世界中を駆けめぐるスパイ・アクション・ムービー

ストーリー:ジェームズ・ボンド(ピアース・ブロスナン)は、北朝鮮のムーン大佐暗殺任務に就き、英国諜報部員の精鋭たちと共に朝鮮半島に潜入する。しかし、任務遂行目前にして正体を見破られ、北側に捕まり、監禁、拷問に耐える日々が続く。14ヶ月後、ボンドは南側で捕虜となっていたムーン大佐の腹心ザオとの交換によりようやく自由の身となった。しかし、上司M(ジュディ・デンチ)はボンドが拷問に負け情報を漏らしたと疑い、諜報部員の資格を剥奪したうえ施設内に幽閉してしまう。ボンドは自らの疑いを晴らすため、なんとか施設を脱出すると、鍵を握る男ザオを追ってキューバへと向かうのだった・・・。

出演:ピアース・ブロスナン、ハル・ベリー、トビー・スティーブンス、ロザムンド・パイク、リック・ユーン、ジュディ・デンチ、ジョン・クリーズ、マイケル・マドセン、サマンサ・ボンド、コリン・サーモン、マドンナ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ なんといっても、圧巻のカーチェイス!!!

いや~、何回見ても圧巻のボンドカーのカーチェイス!! もう、すごい・カッコイイのふたつに尽きます。

★★★★★ 007シリーズも進化しています

今までとは違う雰囲気を持つ本作ですが、これはこれで時代に合わせ進化した結果とも受け取れます。洗練されたヨーロピアンスタイルから、派手なアメリカンスタイルに変わったと言えば良いのでしょうか。このあたりで、本作は評価が分かれるところでありますが。映画の主舞台が、今、最も話題となっている北朝鮮であり、敵役がその国家の実力者であったりと、冒頭から熱いです。ボンドが捕虜として長期間捕まったり、同じ組織の美女に裏切られたりと苦戦するのも見応えがあります。ボンドカーに外部から見えなくなったりする機能が付いたり、最後は全てを焼き尽くすビッグな兵器が登場したりと、とにかく派手なアクション映画に仕上げっています。また、映画の題名でもある主題歌が最高に良いです。特にオープニングの映像が、この曲にあっています。

★★★★★ Now, pay attention 007!

007シリーズの記念すべき20作品目ということもあって、製作陣もかなり気合が入っていた模様。で、内容は彼らの意気込みに比例しているのかと言うと…Excellent!!個人的にピアーズ・ブロスナンは007のイメージにぴったりなんです。そんな彼が某社会主義国家に捕らえられ、人質交換として戻ってきたものの諜報部員資格を剥奪された冒頭シーンはかなりショックでした。でもそのあとのご活躍はいつも通り、いえいつも以上です。渋い!渋過ぎる!!(涙)今回もQによる様々な発明品が登場。21世紀とあってデザインも斬新で機能的!そして氷のドームにも圧倒されました。今回はなかなかスケールが大きかったです。スピード感もあって、見ていてスカッとしましたわ~。ボンドガールのハル・ベリーは健康的で笑顔がチャーミングな上にスタイルもバツグン(ビーチでのシーンには圧倒されました)なのですが、ボンドガールとしてはイマイチ。本人も何かのインタビューで「積極的で力強い女性を演じたかった」と言っていたので、今作品からは脱従来のセクシー路線なのかもしれませんが。その割にはあっさり敵に捕まってしまって007が救出に向かう羽目に。(これはもうお約束?)まあ007の助けが不要なくらいスーパーウーマンだったら007の出番がなくなっちゃうしね。(笑)Mの妄想など、面白いシーン満載で、ストレス解消にはやっぱり007シリーズだな~とつくづく実感。

★★★★☆ ブロスナン=ボンドの中では一番かな

ボンドが14ヶ月も監禁される、死んだと思っていた敵が生き延びて整形していた、MI6の仲間が実は探していた裏切り者だった等、脚本にひねりがありやや新鮮な気持ちで観ることができた。溶けていく氷のホテルの中でのカーチェイスは中々凝っていて見ごたえがあった。やはりブロスナンのボンドは娯楽アクション映画であることは否めないが、4作の中では最も楽しめた。

★★★★☆ 北朝鮮

007シリーズと言えば、敵は旧ソ連か中国、そしてその国に絡む闇の実業家と言ったところなんですが、この作品は最初に北朝鮮が出てくる点が画期的です。ネタバレになりますので詳しくはご覧いただきたいと思いますが、米ソ冷戦なき世界を描いていますので、今回は南北朝鮮問題が出てきます。ボンドガールの二人はセクシーさが足りないのが気になりますが、ハル・ベリーは良い演技をしています。僕はピアース・ブロスナンのボンドではこの作品が一番好きです。

★★★☆☆ 40周年記念のお祭り映画

本作は「007」シリーズ第20作目、映画化40周年の節目となる記念作品である。本来ならこれだけでも作品を語るのに十分であるはずなのだが、本作には続きがある。本作は5代目ジェームズ・ボンドを務めたピアース・ブロスナンの最後の任務となった作品である。そしてボンド役の交代など、紆余曲折ありつつも最低限の一貫性を持って継続してきた「007」シリーズが一応のピリオドを迎えた作品でもある。メモリアルな本作を最後に、「007」シリーズは一新される事となる。第20作目、40周年記念の意気込みがひしひしと感じられる作品である。その最たるは、ボンドガールにハル・ベリーを起用した事だ。それまでのボンドガールは、基本的には世界的に名の知られた女優は起用してこなかった。言わば女優にとってボンドガールとはステップアップ、登竜門の場だった。その様相も本作直近には変わりつつあった。前々作『トゥモロー・ネバー・ダイ』のミシェル・ヨーはボンドガール以前に香港で既にキャリアを積んでいたし、前作『ワールド・イズ・ノット・イナフ』のソフィー・マルソーに至っては、ボンドガールのキャスティング時点で、既にビッグネームと呼ぶに相応しい女優だった。ただハル・ベリーは別格である。何と言ってもオスカー女優である。しかも受賞は本作公開の前年度。加えて非白人初のボンドガールだ。この瑞々しい鮮度を持った箔付き女優の起用は、まるで第20作目、40周年記念を祝賀する大輪の花のような華々しい効力を発揮しており、本作最大のトピックだと言えるだろう。ボンドガールに今までにないビッグネームを起用し、更に過去作品のエピソードを各所に盛り込み、贅の限りを尽くしたような本作は、さながら「007」シリーズの集大成のような趣きである。

作品の詳細

作品名:007 ダイ・アナザー・デイ
原作名:Die Another Day
監督:リー・タマホリ
脚本:ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド
公開:イギリス 2002年11月20日、日本 2003年3月8日
上映時間:133分
制作国:イギリス、アメリカ
製作費:1億4200万ドル
興行収入:4億3100万ドル
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