愛を貫いた恋人たちの激しくも切ないラブ・ストーリー
ストーリー:子供のように純真な心を持つジョーンズ(リチャード・ギア)。ある日、建築現場の屋根から飛ぼうとした彼は興奮状態に陥り病院に運び込まれる。彼の担当医となったリビー(レナ・オリン)は、治療にあたるうちに、天真爛漫に生きるジョーンズに心を許すようになっていく。患者と医者という立場をこえて愛し合っていく2人が選んだ道は・・・。
出演:リチャード・ギア、レナ・オリン、アン・バンクロフト、トム・アーウィン、デルロイ・リンドー、ブルース・アルトマン、ローレン・トム、リサ・マルキウィッツ
★★★★★ 今、わかりました。
リチャードギアが大好きで、人生の、仕事で悩んでいた昔、リチャードギアの躁状態と、落ち込んだ鬱状態に共感して、見ていました。最近、お見合いした女性が、鬱病の治療中と告白され、数回お会いしましたが、よくわかりました。映画のようなハッピーエンドは、望めるはずもなく、ボロボロになりました。今、見返すと また 心に沁みる映画です。この映画を、二回好きになりました。私の人生で、三回目があるか?楽しみでもあります。
★★★★★ 最高の映画
映像、脚本、カメラ技術、監督、俳優、どれをとってもいままで私が見た中で最高の映画。世間的には全然評価されてないけど、そんなことはどうでもいい。心の葛藤を感じたことのある人ならこの映画のすばらしさがわかるはず。(この映画をつまらないという人はたぶん生きることに苦労しないできた人なんだろうなあ)本当に空を飛びたかった。でも飛べなかった。わかるよあんたの気持ち。僕の中ではこの映画がアカデミー賞でリチャード・ギアが主演男優賞で、レナ・オリンが主演女優賞で、デロリンロイドが十円男優賞だ。とにかく真面目に映画を見る人のために真面目に映画をつくった作品だ。見ていない人は人生の一つの損失だと思う。
★★★★★ 恋に落ちる理由
恋に落ちる理由・・・それはギアが子供の心をもっていたからです。なかなか大人になると打算的、計算高くなります。それを大人びた行動というのでしょう。しかしかれにはそれがない。指揮者が気に入らないとオーケストラに乱入するし、ピアーでは欄干に登るし。そういうところにレビーは惹かれたんでしょう。誰がなんと言ってもこの映画は傑作です。見ましょう。
★★★★☆ まさに、心のままに(笑)
邦題、そんまんま過ぎ(笑)。本当に心のままに行動する「ミスター・ジョーンズ」のお話です。主人公は躁鬱病で、躁状態のときは、コンサート・ステージに上って、指揮者を押しのけて指揮棒振ったりします(笑)『カッコーの巣の上で』『ドリーム・チーム』『フィッシャー・キング』などが好きな人なら、楽しめます。リチャード・ギアの躁演技は、なかなか良い。あまり話題にならなかったのが残念。途中で自殺してしまうアジア系の女の子の演技も良いし、卓球でイカサマされてギアがムキになるところ、ギアが街で女性に声かけたら男が出てきて、謝ったふりして、キスして逃げていくところ、とか、かなり面白いです。
★★★★☆ 私も同病ですが・・・
躁状態はちょっと飛躍してるけど映画だからしょうがない。としてもラブロマンスははしょりすぎ・・・。ただし躁うつ病の症状としては生々しいところがある。イライラして車を蹴飛ばすシーンや躁が続いても必ず強度の鬱がやってくるシーン。行動の後に後悔・・・周りに迷惑、心配させてしまい、と一人では生きられないという人間の弱さが描写されている。脇役の黒人がとても心優しくいい味を出していた。一見の価値はある映画の一つだと思う。
★★☆☆☆ 全体的に描写力不足
人物描写、心理描写があまりうまくいっておらず、全体的に物足りないという印象を持ちました。主人公の二人が恋に落ちるまでの経緯がよく分からず、感情移入ができませんでした。映画の中のそれぞれの場面は、それどころに見所がありますが、全体を通して見たときのまとまりを欠いている気がしました。
作品の詳細
作品名:心のままに |
原作名:Mr. Jones |
監督:マイク・フィギス |
脚本:エリック・ロス、マイケル・クリストファー |
公開:アメリカ 1993年10月8日、日本 1994年1月15日 |
上映時間:114分 |
制作国:アメリカ |
製作費:2500万ドル |
興行収入:800万ドル |
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