英国機密諜報部“MI5″のベテラン諜報員が、国家の陰謀が隠された機密ファイルをめぐり奔走する!
ストーリー:英国機密諜報部、別名“MI5″のベテラン諜報員ジョニー(ビル・ナイ)。彼は政治活動家である隣人ナンシー(レイチェル・ワイズ)と親しくなり、彼女のミステリアスなところに興味を持ちつつ、不信感を抱く。ある日、上司であり、長年の親友でもあるベネディクト(マイケル・ガンボン)から、ある機密ファイルを手渡される。それは、イギリス政府が極秘で、ある軍事作戦に関与していたことを実証する衝撃的な内容だった。そして、ベネディクトはその真意を語る前に突然の死を遂げる。彼が何をしようとしていたのか、その真相を探るジョニー。やがてジョニーが国家を揺るがす事実を知っていることが分かり、首相にまで目を付けられ、追われる身に!その一方でナンシーに隠された謎が徐々に明らかになるが・・・。
出演:ビル・ナイ、レイチェル・ワイズ、マイケル・ガンボン、ジュディ・デイヴィス、トム・ヒューズ、サスキア・リーヴス、ユエン・ブレムナー、フェリシティ・ジョーンズ、レイフ・ファインズ
★★★★★ 渋い映画です
何気なくプライムビデオを検索していたら見つけた映画でした。これがめっぽう面白かった。上質な映画です。派手な銃撃戦や肉弾戦は有りませんが、情報戦の中が垣間見れた感じです。続編が2作有るようですが、プライムで公開してくれないんでしょうか?レンタルするしかないかな。どうしても続編が見たいので・・・・。
★★★★★ ハラハラしないサスペンス映画
舞台は英国の諜報機関であるMI5ですが、銃撃戦などのアクション要素が全くなく、登場人物が会話する以外は歩いたり休んだりするだけで終わるイメージです。主人公の引退間近のお爺さんが落ち着いて冷静な判断を繰り返すので、安心して観られます。筋書きはしっかりしていて、なんとなく世界情勢的要素が出てきます。その分野の機微を感じつつ、主人公が信じる道を進んでいく様子は小気味がよく、後味もスッキリ。完成度の高い小品です。
★★★★☆ 静かな情報戦
手に汗握るアクションも、緊張感漂うスリルもありません。ミッションインポシブルや007シリーズ等、よくあるスパイ映画とは全く違います。視聴者に小さな「なんで?」の種を植え付けて、それを大きく育てて完全なカタルシスに持っていく渋い映画です。こういう映画は退屈すぎて途中で寝てしまうのが普通なのですが、俳優さんの光る演技もあり、気がつけばスッキリとエンディングを迎えていました。やはり完全な主人公視点で物語が見れる作品は面白いですね。余談ですが、「こんなのどうせ誰も見ないだろ」な早送りなエンディングロールにちょっと吹きました。
作品の詳細
作品名:MI5:消された機密ファイル |
原作名:Page Eight |
監督:デヴィッド・ヘア |
脚本:デヴィッド・ヘア |
公開:イギリス 2011年8月28日 |
上映時間:99分 |
制作国:イギリス |
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