ホラー

オーメン(2006)

6月6日6時の産声。それは、災いの兆し・・・

ストーリー:6月6日午前6時、アメリカ人の若き外交官ロバート・ソーン(リーヴ・シュレイバー)は、ローマの病院で妻ケイトが産んだ赤ん坊が死亡したことを聞かされる。ショックに打ちのめされたロバートには、二度と子供が産めない体になてしまったケイトに、その非常な事実を告げることは出来なかった。すると、病院の神父が、出産中に命を落としたある母親の赤ん坊を差し出し、その子を引き取るよう勧めてくる。ロバートはその経緯をケイトに明かさぬまま、二人の子供として育てることにする。その子の名はダミアン。幸せに育てられる・・・はずだったが、やがて“不吉な前兆”が起こる。ダミアンの前で凄惨な自殺を遂げた家政婦、ロバーツに警告を発する神父の謎の死など。やがて邪悪な影は母親ケイトにも迫っていた! 果たして“666”の刻印を持つ悪魔の復活は真実なのか?

出演:リーヴ・シュレイバー、シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック、ジュリア・スタイルズ、デヴィッド・シューリス、マイケル・ガンボン、ピート・ポスルスウェイト、ミア・ファロー、ジョン・モーゲン、ペジャ・ビヤラク

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 666って怖い

作品のキーワードとなる『666』という数字。今まで気にしていませんでしたが結構現実にいろんなところに出てくるのがこの作品で分かりちょっとドキッとしました。旧作との比較ではなく新しい作品として見れば面白いと思います。

★★★★☆ リメイクとしては上出来

「オーメン」といえば「エクソシスト」と並ぶ傑作ホラー映画。本作はその「オーメン」をリメイクしたもの。物語もオリジナルとほぼ同じ。6月6日午後6時に生まれた男の子・ダミアン。しかし彼は悪魔の子であり、彼の周りにいる人々は次々と不可解な死を遂げていくのであった。オリジナルは本当に傑作だ。悪魔の子とは到底思えない可愛らしい子供の周りで起こる不可解な出来事。映画全編を通して流れる恐怖感をあおる音楽は素晴らしい。そして映画の最後にくるダミアンの笑顔。とにかく不気味で恐ろしい映画だ。そんな傑作映画をリメイクするのだから、ちゃんとしたものでなければ酷評されるに決まっている。しかし本作「オーメン 666」はリメイク作品としては上出来な仕上がりとなっている。オリジナルを見たことがある人なら、ここでああなるとわかるだろうが、それでも見ていて恐ろしい。オリジナルの仕上がりをできる限り忠実に再現しようとした制作者達はよくやったと思う。ダミアン役の子もいい演技をしている。ただ残念なのは悪魔の子・ダミアンの描き方である。オリジナルのダミアンは「この子本当に悪魔の子なの?」と思わせるくらい可愛らしい見せ方をしている。そして映画の最後で、やっぱりこの子は悪魔の子だったんだとわかるわけだ。その瞬間が「オーメン」の中でもっとも恐ろしいシーンだと言ってもいいだろう。だが本作リメイク版のダミアンは、どう見ても怪しい。悪魔の子と言われたらそうとしか見えない。本作の最後もダミアンの笑顔で終わるが、衝撃はリメイクの半分程度。「本当にダミアンは悪魔の子なのか?」それが物語の肝なのに、このリメイク版にはそれがない。しかしながらホラー映画として見たら普通に怖い作品だ。リメイクとしては上出来。だがオリジナルを越えることはやはり出来なかったようだ。

★★★☆☆ オリジナル版の方がずっと怖かった

リーヴ・シュレイバーって脇役だといいけど、主役になるとオーラがなくて物足りない人だ。オリジナル版の風格あるグレゴリー・ペックに比べると、深みや存在感に雲泥の差があった。ダミアンくんは、悪魔の子なのに怖くないし、お母さんも軽くて外交官の妻に見えなかった。良かったのは、悪魔の手先ミア・ファロー。この映画で一番怖かったのはあの乳母だった!ほとんどオリジナル版と一緒だけど、ホラーな雰囲気作りに失敗しちゃったリメイクだった。

作品の詳細

作品名:オーメン
原作名:The Omen
監督:ジョン・ムーア
脚本:デヴィッド・セルツァー
公開:アメリカ 2006年6月6日
上映時間:110分
制作国:アメリカ
製作費:2500万ドル
興行収入:1億2000万ドル
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