イギリスのホラー作家ジェームズ・ハーバートのベストセラー小説を映画化
ストーリー:ろうあの少女が聖母マリアの出現を体験し、突然耳が聞こえ話し出し、病人を治し始めた。少女が起こす奇跡を見ようと大勢の人々が詰めかける中、落ちぶれたジャーナリストは、再起をかけて町で少女を取材する。次々と起き始める奇怪な出来事。奇跡は本当に聖母マリアのなす業なのだろうか。それとも、不吉な何かが潜んでいるのだろうか・・・。
出演:ジェフリー・ディーン・モーガン、クリケット・ブラウン、ウィリアム・サドラー、ケイティ・アセルトン、ケイリー・エルウィス、ディオゴ・モルガド、マリーナ・マゼパ、クリスティーン・アダムス、ダスティン・タッカー、ソニー・コルボ
★★★★★ モーガンいい味
悪魔が悪魔っぽくないけどCGはよく出来てると思った。あんまりエグくないし、がっつりホラーでもないけど、展開も割と早いし、飽きずに観られた。やっぱりモーガン最高。ダメ野郎なんだけど可愛げがあって頑張ったら頑張れちゃう役をやらせたら最高の役者さんだと思う。そんなに目新しいテーマでもないけど、彼の演技で活きたところもあると思う。
★★★★☆ しっとりとした感じのいい映画
かつて忌まわしい事件があった土地に怨霊がよみがえり、その呪いを主人公たちが阻止するという、ありきたりといえばありきたりなのですが、なんか見て得した気分になれる映画でした。その気分の理由はこの映画がしっとりと落ち着いた雰囲気をもっていて、ホラー映画にもこういった映画があったのかと再認識しました。それに主人公をはじめ、登場人物がそれぞれそれらしく配されていて、とてもよくできていると思います。特に主演の俳優さんが、すねに傷持つ過去がある人物ながら、ところどころで人の好さがにじみ出ているという、すごくいい感じで味が出ています。
★★★☆☆ ちゃんとホラーなんだけれども
イケおじモーガンだし、ヒロインも可愛いし、ちゃんとホラーなんだけれども、悲しいくらいに怖くない。バーン!と音とともにワーッと襲ってくるパターンばかりで、おまけに見た目も全然怖くない。私はニコラス・ケイジの『デビルクエスト』という映画で、川から魔女が登場するシーンが好きで、いつかこういう魔女の映画が観たいとずっと思っているのだけど。
作品の詳細
作品名:アンホーリー 忌まわしき聖地 |
原作名:The Unholy |
監督:エヴァン・スピリオトポウロス |
脚本:エヴァン・スピリオトポウロス |
公開:アメリカ 2021年4月2日 |
上映時間:99分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1000万ドル |
興行収入:3100万ドル |
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