恋愛、結婚、友情・・・悩める女性に捧げるビター・スウィートな恋と人生の物語
ストーリー:離婚歴6回の女性バーナデット(キャシー・ベイカー)は、愛犬を失った友人のジョスリン(マリア・ベロ)を励まそうと、“ジェイン・オースティンの読書会”を企画する。彼女は「オースティンは、人生最高の解毒剤だ」と常々、考えていたからだ。ジョスリンの親友シルヴィア(エイミー・ブレネマン)も、ちょうど夫から「他に好きな人ができた」と告げられ、窮地に陥っていた。しかし、オースティンの長編小説は6冊、メンバーはあと3人必要だ。まずは、趣味の合わない夫より、教え子にときめいているフランス語教師のプルーディー(エミリー・ブラント)。そして恋多きシルヴィアの娘、アレグラ(マギー・グレイス)。最後は唯一の男性にしてオースティン初体験の青年、グリッグ(ヒュー・ダンシー)。メンバーも揃い、ようやく読書会が始まるが、それぞれの想いが絡み合い、思わぬ結末にたどり着いていく・・・。
出演:キャシー・ベイカー、マリア・ベロ、エミリー・ブラント、エイミー・ブレネマン、ヒュー・ダンシー、マギー・グレイス、ケヴィン・ゼガーズ、リン・レッドグレイヴ、マーク・ブルカス、グウェンドリン・ヨー
★★★★★ こんな読書会に参加してみたい!
群像ドラマが好きなのですが、これは中でも秀逸な出来。主役のマリア・ベロはそれほど好きな女優さんではなかったけれど本作ではいい女っぷりを遺憾なく発揮しており、思わず目を奪われました。他の登場人物もみな魅力的。人生で必要なものは伴侶と読書、そんなふうに思わせてくれる、いつでもそばに置いておきたい素敵な良作です。
★★★☆☆ それは、私のストーリー・・・?!
作家ジェイン・オースティンが綴ったストーリーを語り合うために読書会を催すことになった人達の、それぞれの人生模様を描き出すストーリー。ジェイン・オースティンを読んでいなくても楽しめる要因は、ジェインが書いたお話の要所を簡潔に登場人物に語らせながら、それぞれのシチュエーションに沿わせ続けた巧みな手腕。ジェイン作品は全く知らなくても、親近感の抱ける登場人物の言葉の端々からそこで語られている作品の全容が感じられるとともに、ジェイン作品に自分を投影してしまい気持ちが揺らぐ人物達に共感出来て楽しめる。映画もいいけど読書もね、な作品。
作品の詳細
作品名:ジェイン・オースティンの読書会 |
原作名:The Jane Austen Book Club |
監督:ロビン・スウィコード |
脚本:ロビン・スウィコード |
公開:アメリカ 2007年9月21日、日本 2008年4月12日 |
上映時間:106分 |
制作国:アメリカ |
製作費:600万ドル |
興行収入:720万ドル |
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