ラブ・ロマンス

グリーン・カード

ニューヨークを舞台に、永住権欲しさに偽装結婚した男女が本当の恋に落ちていく様子を描いたロマンチック・ラブストーリー

ストーリー:舞台はニューヨーク。園芸家のブロンディ(アンディ・マクダウェル)は温室つきアパートの居住者になるために、フランス人ジョージ(ジェラール・ドパルデュー)はアメリカでの労働許可証「グリーンカード」を手に入れるために偽装結婚をするが、やがて入国管理局が本当にふたりが結婚しているか調べるために、ふたりのもとへ訪れた・・・。

出演:アンディ・マクダウェル、ジェラール・ドパルデュー、ビビ・ニューワース、グレッグ・エデルマン、ロバート・プロスキー、イーサン・フィリップス、メアリー・ルイーズ・ウィルソン、ロイス・スミス、コンラッド・マクラレン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ラブストーリー好きにはたまりません

グリーンカード・・・そんなものの存在すら知らなかった高校生の頃、なにげなくレンタルビデオ店で手にしたのがきっかけでした。好きとか気になるとかって言う感情は、どこからともなく突然やってくるものですよね。まして、結婚しちゃったんだもの・・・。おばあちゃんたちの時代、顔も知らない人と結婚して・・・今も仲むつまじくしてるのは、きっとこういう感情なんでしょうね。一緒にいるからわかりあえる、一緒にいるから大事に思える、一緒にいるから・・・。「待ってる」と言う言葉の重みに涙が止まりません。

★★★★☆ 人が人を好きになっていく過程

30年前に映画館で観たこの映画を、ふと思い出しどうしても見たくなってレンタルしました。ストーリーで惹きつける映画ではありません。ひねりも伏線も意外性もどんでん返しもない。けれど見たら幸せな気分になれる映画。お互いの目的のために偽装結婚し、お互いの目的のために短時間で夫婦の歴史を築こうとする。性格も嗜好もまったく合わない二人が、互いのことを知れば知るほど気がついたら互いのいいところを認識していく。まさに人が人を好きになっていく過程そのものを見せてくれる描写と二人の主役の演技がみごと。公園をつっきって手に手をとって爆走する名シーンがそれは美しくまさに映画のクライマックス。せつないエンディングに胸をつかれ、ああいい映画だったな、という気持ちで見終われます。

作品の詳細

作品名:グリーン・カード
原作名:Green Card
監督:ピーター・ウィアー
脚本:ピーター・ウィアー
公開:アメリカ 1990年12月23日、日本 1991年8月10日
上映時間:107分
制作国:アメリカ
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