この恐さ、きっと夢に出る
開けてはいけない禁断の扉。封印は解かれ、邪悪な魔物たちが少女を狙ってうごめき始める…。
ストーリー:ロードアイランド州プロヴィデンスの郊外。父の仕事で歴史ある古い屋敷に越してきた少女サリー(ベイリー・マディソン)とその家族。だが、その地下室には幼い子供を襲って歯を喰らう、邪悪な魔物たちが封印されていた。やがて禁断の扉の封印が解かれ、暗闇の奥からおぞましき群れが迫り来る。果たしてサリーの運命は!?
出演:ベイリー・マディソン、ケイティ・ホームズ、ガイ・ピアース、ジャック・トンプソン、ジュリア・ブレイク、ギャリー・マクドナルド
★★★★★ 面白かった〜!
最近冒頭で辟易してしまう作品ばかり当たると気落ちしていた身には期待以上の面白さでした!前半で登場人物の心理面を丁寧に描き、後半で次々に試練を畳みかける勢いにただ引き込まれてしまいました。「奴ら」の存在を陳腐に見せない手腕が見事。グロやホラーは好きですが、過剰な流血は苦手なので、これは安心して見る事が出来ました。子供に見せたらトラウマになりそうで心配ですけど・・・。
★★★★☆ 子役の演技がうますぎる。
子役のベイリー・マディソンが全てかっさらったような映画ですね。なんでこの子が選ばれたのかな、もっと可愛い子役いるでしょと思いながら見ていたら、演技が上手すぎて映画である事を忘れてしまいました。童謡的なファンタジーですね。わりとエグい部分もありますが、子供が見ても大丈夫。というか子供が見るものかもしれませんが。物語は良いのですが、魔物のキャラ設定が間違えてる気がする。やたら知的生命体ですよね。知的になればなるほど怖くなくなるので、もうちょい知能ないほうが怖かったと思いますので、☆ひとつ減らしました。子役がカバーしてますけど。
★★★★☆ デル・トロ監督が脚本&プロデュースする良質ホラー
ギレルモ・デル・トロ監督が脚本&プロデュースするホラー映画は質が高い。『永遠の子供たち』『ロスト・アイズ』などどれも水準を超えるクオリティを維持しています。フランスのリュック・ベッソン監督も自作と脚本&制作作品に分けて新作を発表してるが、当たり外れが大きいので、デル・トロ監督のどれもよくできているというのは、特質に値します。題材や監督の人選が良いのだと思います。不思議な世界、暗闇、恐怖などの物語的なとらえ方が深いので、ただ恐怖描写が連続するようなアメリカンタッチではなく、物語でグイグイ引き込んでしまうのである。今回の作品は昔のテレビドラマのリメイクということだが、この話がすごく好きだと言っていた人が確かに昔私の周りにもいました。とても映画が大好きなミュージシャンの方でした。地下室から声が聞こえてきて、小人が・・・等と言ってました。「これだー」と見ながら思い出した次第です。こうなると『パンス・ラビリンス』に続く、デル・トロ監督作品も早く見たいです。企画が流れるパターンが続いているので、成立してほしいです。題材が一筋縄ではいかない企画で、しかも作家性を維持しながら時間をかけて練り上げていくというスタイルなので、なかなか観れません。かかわる作品が良質かつ傑作が続いているので、ホラー嫌いの人も物語で引き込まれますから、ぜひぜひご覧ください。未見の方には「永遠の子供たち」は特に大推薦します。良い時間をすごせました。
★★★☆☆ ホラーファンタジーです。
怖い系のホラーではなく、家にまつわるファンタジー系のホラーです。ドキドキ感はありますが、悪いいたずらレベルが続きます。お化け屋敷より怖くありません。そして小さい悪い妖精みたいなへんな怪物が沢山でてきます。ちなみに私は、こういう妖精みたいな変な怪物が出てくるようなホラーはあまり好みません。それでなくてもホラーは残酷・イジメ系を除けば普通は無い世界なのに、妖精を使うと更に無い世界になって、全く感情が入らなくなりました。しかしファンタジーとしては良くできています。キムさんかわいそう。
★★☆☆☆ 系統は…
『悪魔の棲む家』の系統なんだけどホラー映画として観るには物足りない。見所を聞かれても答える箇所がないというか、坦々と流れて終わる。私的にイマイチだったな。少女が可愛かったのでオマケで★二個ですね。
作品の詳細
作品名:ダーク・フェアリー |
原作名:Don’t Be Afraid of the Dark |
監督:トロイ・ニクシー |
脚本:ギレルモ・デル・トロ |
公開:アメリカ 2011年8月26日、日本 2012年1月21日 |
上映時間:99分 |
制作国:アメリカ |
製作費:2500万ドル |
興行収入:3600万ドル |
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