呪われた館で実験された「恐怖の研究」が、身も凍る世界への扉を開ける・・・
ストーリー:百年を超える長い年月、ひっそりと丘の上にたたずむ呪われた館。人間の心に宿る”恐怖”について研究をしているマロー博士(リーアム・ニーソン)は、館にまつわる不吉な噂に興味をそそられ、実験のために3人の被験者、セオ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)、ネル(リリー・テイラー)、そしてルーク(オーウェン・ウィルソン)を伴い館を訪れる。しかし、一歩足を踏み入れたとたん、ネルは館の不思議な魔力にとりつかれる。そこに息づく呪われた秘密を発見するにつれ、実権は思わぬ方向へ進んでゆく・・・。
出演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、リリ・テイラー、リーアム・ニーソン、ブルース・ダーン、アリックス・コロムゼイ、マリアン・セルデス、ヴァージニア・マドセン、オーウェン・ウィルソン、トッド・フィールド、チャールズ・ガンニング
★★★★★ ホラーを期待せず笑い飛ばすってことで
簡単にいうと、呪われた屋敷に集まった人間達が様々な怪現象を体験するという話です。かつて子供を惨殺しまくった家主が住んでいた屋敷に多様なタイプの人間が招かれることになり、家主の呪いによって一人また一人と消されていきます。最後には一応救いのようなものは用意されています。有名なクラシックホラーのリメイクらしいのですが、これとんでもなく楽しいアトラクションに全編通して乗っているような気分にさせてくれる、素敵なお子さまランチ映画です。しかも大物俳優達がキャスティングされているという、意味のない贅沢な作りも見ものです。もちろん、cgもてんこ盛りです。劇場で観ましたが、本来観客が震え上がるべきシーンで、どっと爆笑が起こるという異常な事態を生んだ珍ホラーです。大変言いにくいのですが、招待客が消されるシーンで笑いが巻き起こっていました。もはやホラーでもなんでもないですけど。ハムナプトラを許せる方なら、大爆笑必至の怪作です。しっかし、こんな大物達が何を間違って出演okしたのやら。
★★★★☆ 最低映画賞軒並み取ったらしいが
個人的にはそうでもない。むしろ面白い。閉じられた場所で怖いことが起きるっていうパターンは多いけど、その中でも
セットの凝りようが半端ないし、いい雰囲気も出てると思う。あとラスト、グリフォンの像の実在感が半端ない。そこも見ごたえあります。
★★★☆☆ ライトなオカルトファンタジーというのが妥当ですかね?
どぎついホラー描写はなく、出てくる霊は基本的に、悪意のない者が多いです。ホラーと言うより、ファンタジックに見える描写もちらほらあります。言うなれば、「ディズニーの、呪われた館」的な作品に、大人向けのオカルト描写をちょっぴり加えた感じの作風でした。ゾッとするホラーを求める人には物足りないと思いますが、軽く見れる感じのオカルトものもありかなと思いました。
作品の詳細
作品名:ホーンティング |
原作名:The Haunting |
監督:ヤン・デ・ボン |
脚本:デイヴィッド・セルフ |
原作:シャーリー・ジャクソン『山荘奇談』 |
公開:アメリカ:1999年7月20日、日本:1999年10月2日 |
上映時間:113分 |
制作国:アメリカ |
製作費:8000万ドル |
興行収入:1億7700万ドル |
Amazonで探す |
Amazonプライムで視聴する(字幕版) |
Amazonプライム30日間無料体験を試す |
楽天市場で探す |