『悪魔のいけにえ』と並ぶグラインドハウス映画の最高峰!レイプ・リベンジ・ムービーの原点にして最高傑作!
ストーリー:コンサートを見にニューヨークに行ったマリー(サンドラ・カッセル)とフィリス(ルーシー・グランサム)はクルッグら脱獄囚4人組に拉致されてしまう。一行は湖のほとりでフィリスをナイフで殺害し、さらにはマリーをレイプし射殺する。その後、クラッグ(デヴィッド・ヘス)らは旅行者を装い近所の家に泊めてもらうが、奇しくもそこはマリーの家だった。マリーがクラッグらに殺害された事を知った両親は自らの手で、クルッグらに復讐していく・・・。
出演:デヴィッド・ヘス、ルーシー・グランサム、サンドラ・カッセル、マーク・シェフラー、ジェラミー・レイン、フレッド・リンカーン、ゲイロード・セント・ジェームズ、マーティン・コーヴ
★★★★★ いろんな怖さが充満してる映画
いや〜、この映画は凄いですよ。何が凄いって、犯人の弄び方が。70年代特有の、観客に媚びないドキュメンタリータッチであんな酷いことをずっーと観せられたら、そりゃ問題作になりますよ。犯人は、簡単には殺さないんですよ。さらに殺した後、あんなことするとは・・・。2人目もあんな惨めな死に方で・・・今でも充分通用する、残忍すぎる狂気的殺され方で、衝撃でした。アホな警官は、妙なストレスを感じさせ、苛立たせる演出でしょうか。後半はリベンジとなる訳ですが私は前半の衝撃が大きくて、それほどきついとは感じなかったんですが犯人グループに一人、気の弱い奴がいて仲間に、言葉で追い詰められ自殺に追い込まれるところはもう一つの怖さというか、精神的苦痛というものにも怖さを感じる、カタルシスのあるシーンでした。復讐が終わっても、すっきりすることはない後味悪い、忘れることはできない映画になってしまった。
★★★☆☆ 少女二人に降りかかった悲劇
想像以上にキツイ映画でした。悪人どもになぶりものにされる娘二人が本当にかわいそうで…。後半にて展開される、両親の怒りの復讐もえぐいもので、特に母親の手口は凄まじいものでした!(ネタバレになるので具体的には書きませんが)ラストシーンで復讐を終えた夫婦ががっくりとうずくまる姿。あれを思い出すだけで、鬱々とした気分になります。これは、楽しみながら見るものじゃないと思いますね・・・。
作品の詳細
作品名:鮮血の美学 |
原作名:The Last House on the Left |
監督:ウェス・クレイヴン |
脚本:ウェス・クレイヴン |
公開:アメリカ 1972年8月30日、日本 1987年11月7日 |
上映時間:91分 |
制作国:アメリカ |
製作費:8万7千ドル |
興行収入:300万ドル |
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