NY市警の警察官となった主人公が、かつて少年時代に犯した後ろめたい事件の影につきまとわれて苦悩する様子を、実力派演技陣の競演で重厚に描いたサスペンス・ドラマ
ストーリー:1986年、NYのクイーンズ地区の公営住宅に、祖母と2人で住んでいた13歳の少年ジョナサン(チャニング・テイタム)。治安の悪いその地で日々いじめに遭っていた彼は、遂にある日、麻薬常習者の黒人を銃で撃ち殺してしまう。しかし、彼を取り調べたスタンフォード刑事(アル・パチーノ)は、真実を知りながら事件を黙認。それから月日は流れて2002年。自らもNY市警の警察官となっていたジョナサンのもとに、かつての事件の再捜査を求める新聞の投書が届く・・・。
出演:チャニング・テイタム、トレイシー・モーガン、ケイティ・ホームズ、レイ・リオッタ、ジュリエット・ビノシュ、アル・パチーノ
★★★★★ これは素晴らしい!
実に濃厚な人間ドラマを魅せてくれた作品である。主人公の現在と、過去が並列しながら描かれているのも違和感なく見れる。全篇を通じて、特に派手な見せ場があるわけでもないのだが、過去の罪を背負いながら警官として日々をおくる主人公の姿がとても丁寧に描きだされている。並列して進行していた過去と現在がアルパチーノの登場によって交差する終盤が特に魅力的である。正義とは何かを問うた名作である。
作品の詳細
作品名:陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル |
原作名:The Son of No One |
監督:ディート・モンティエル |
脚本:ディート・モンティエル |
公開:アメリカ 2011年1月28日、日本 2011年7月9日 |
上映時間:95分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1500万ドル |
興行収入:110万ドル |
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