スリラー

白い嵐

6人のクルーの命が失われた海洋学校訓練船の悲劇をもとにした実録海洋ドラマ

ストーリー:1960年。17歳の青年チャック(スコット・ウルフ)は、親の反対を押し切って海洋学校オーシャン・アカデミーに入学した。彼を含む11人の航海訓練生は、帆船アルバトロス号で南米を半周する長期の訓練航海に出発する。船長のスキッパーことシェルダン(ジェフ・ブリッジス)の厳しい指導に訓練生は反感を持つものの、いかなる困難に直面しても毅然とする彼の姿に、チャックは次第に憧れを抱いていく。やがて訓練生たちは日に日にたくましく成長していくのだが・・・。

出演:ジェフ・ブリッジス、スコット・ウルフ、ライアン・フィリップ、ジェレミー・シスト、エリック・マイケル・コール、キャロライン・グッドール、ジョン・サヴェージ、ジェイソン・マースデン、バルサザール・ゲティ、デヴィット・ラッシャー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 涙・涙です。

高校生の時に実際に映画館で観たのですが、こんなに心に残った映画は今までにありません。本当に隠れた名作です。船が沈没するときに涙、船が沈没した後に船長が裁判にかけられるのですが、その場面で涙、そしてエンドロールに流れる歌の歌詞で涙。涙・涙の連続です。

★★★★★  熱くなれます。

大好きな映画です。初めて観たのは、航海に出た青年たちと同じ年齢の頃。非日常の中で、人間の弱さをイヤと言うほど見せつけられ、考え、強さ、優しさを身につけていく。同じ視線で観たこの映画は、いつまでも私の心にずっしりと居座っています。今は、みんなで一つのことに夢中になっていた学生の頃、色んなことに悩みながらも、一歩ずつ進んでいたあの頃を思い出しています。

★★★☆☆ 青春映画

未熟な少年達を鍛え直す為の海洋訓練船での物語で、長い航海を通して次第に船長と少年達が団結とか友情の絆で結ばれていく過程を中心として描いた青春映画だ。海のシーンの美しさとか白い嵐によって船が沈没していく様の迫力ある映像は見事であったが、物語としては残念ながら一つも感動出来なかった。意識的に感情移入させるような撮り方をしていないとも考えられるが、それであればもっとドキュメンタリー的なリアリティー的映像を追求して欲しかったとも思った。

作品の詳細

作品名:白い嵐
原作名:White Squall
監督:リドリー・スコット
脚本:トッド・ロビンソン
公開:アメリカ 1996年2月2日、日本 1996年5月18日
上映時間:129分
制作国:アメリカ
製作費:3800万ドル
興行収入:1000万ドル
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