ラブ・ロマンス

オータム・イン・ニューヨーク

一生分の恋をしてる・・・

秋から冬へとかわろうとしているニューヨークを舞台に、年齢差を越え愛を育む二人の男女を描いた作品

ストーリー:雑誌の表紙を飾り、ニューヨーク中の女性から”理想の男性”ともてはやされ、人気の高級レストランを経営するウィル・キーン(リチャード・ギア)は、次々と恋人を変え、48歳になっても気ままな独身生活を謳歌していた。シャーロット(ウィノナ・ライダー)は22歳になったばかりの美学生。眩しいほどの若さと美しさに加え、大胆さと繊細さを兼ね備えた彼女は”恋”を熱望していた。親子ほども年の違う2人が出会ったのは秋のセントラルパーク。ウィルは娘のような彼女に翻弄される快感に身を任せ、シャーロットは初めての恋に酔っていた。だが、好奇心が恋に、そして真実の愛に変わった時、ウィルは悲しい事実を知る・・・。

出演:リチャード・ギア、ウィノナ・ライダー、エレイン・ストリッチ、アンソニー・ラパーリア、ヴェラ・ファーミガ、シェリー・ストリングフィールド、ジル・ヘネシー、J・K・シモンズ、メアリー・ベス・ハート、レイチェル・ニコルズ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 情景あり、詩情あり、叙情あり

まず目を惹かれるのがニューヨークの秋の風景。そして麗しい中年のおじさん(R・ギア)と死を目前に、生き生きした若い女性(W・ライダー)。一人の男と一人の女の出会いが、変わらぬはずの運命に波紋を呼び起こす。ストーリー自体に珍しさはないのに、この作品にはハリウッド的ではない叙情さがあり、モチーフも散りばめられている。希望とそれを象徴する鳥・・・か。とても細やかな優しい演出だと思う。

★★★★☆ 美男美女の悲しいストーリー

全体的には大雑把な展開ですが、一つ一つのシーンは堪能しました。リチャード・ギアとウィノナ・ライダーは好きな俳優ということもありますが、2人の相性もとても良かったと思います。このような美男美女の悲しいストーリーも現時的にあるような気がします。。。秋から冬にかけてのニューヨークに行ってみたくなりました。

★★★★☆ 最後の恋

久しぶりに本当に悲しいロマンスを見た気がします。シャーロットに最後のクリスマスツリーを見せてあげたかった。DVDを見終えてからいつまでもその切ない思いが消えませんでした。秋の終わりのニューヨークを私も歩いてみたくなりました。

★★★☆☆ まあまあの佳作。

難病もの悲恋物語である。ジョアン・チェン監督の作品ははじめてみるものだが、しっとりとした画面づくりとニューヨークの美しい秋から冬への光景をとりこんで味のあるものにしている。プレイボーイの金持ちという設定は「昼下がりの情事」などでもみられるところで、年下の彼女によって人間としての愛に目覚めるというシチュエーションもこの手の作品にはよく盛り込まれるものだから、新鮮味には欠けるが、主人公プレイボーイの娘が登場したりして、それなりに悲劇のヒロインが消え去るところまでしっかりと見せていくストーリー作りは感心である。まあまあの佳作である。

作品の詳細

作品名:オータム・イン・ニューヨーク
原作名:Autumn in New York
監督:ジョアン・チェン
脚本:アリソン・バーネット
公開:アメリカ 2000年8月11日、日本 2000年9月23日
上映時間:103分
制作国:アメリカ
製作費:6500万ドル
興行収入:9000万ドル
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