スリラー

バタフライ・エフェクト

君を救うため、ぼくは何度でも過去に戻る

〈バタフライ・エフェクト〉とは、「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」=初期条件のわずかな違いが、将来の結果に大きな差を生み出す、という意味のカオス理論の一つ。精緻なパズルのように組み上げられたストーリー。ノンストップで繰り広げられるサプライズの連続するクライマックス。5感を挑発し、感情を揺さぶる未体験の興奮。サスペンスに満ち、同時にエモーショナルで感動的な愛の物語。

ストーリー:エヴァン(ローガン・ラーマン)はごく普通の少年だった。時折、記憶を喪失<ブラックアウト>してしまうことを除いて。大学生になった彼(アシュトン・カッチャー)は、治療のために7歳の頃からつけていた懐かしい日記をふと手にする。その日記を開いたとき、彼の意識はそこに書かれた当日の陽光の中にあった。そして忘れていた、ある出来事が鮮明に蘇る。幼馴染の少女ケイリー(エイミー・スマート)と交わした約束「君を迎えに来る・・・」。しかしその約束を果たせなかったために現代のケイリーの運命を狂わせてしまったことを知ったエヴァンは、ある選択をする。「過去に戻り彼女との約束を叶える」。それが取り返しのつかない未知の運命を引き起こすとは夢にも思わずに・・・。

出演:アシュトン・カッチャー、ローガン・ラーマン、エイミー・スマート、ウィリアム・リー・スコット、キャメロン・ブライト、エルデン・ヘンソン、メローラ・ウォルターズ、エリック・ストルツ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 名作と呼ぶに値する至高の一作

『バラフライ・エフェクト』は非の打ち所のない完璧な映画である。どんな作品にでも何らかのアラや矛盾があるものだし、鑑賞中に別のところに気をとられれてしまうような退屈なシーンもあるだろう。が、『バタフライ・エフェクト』にはそれが一切ない。本当に面白いのは、どこそこが面白かった・・・などと語れるのではなく、没頭できるのが本当に面白い映画なんだと言っているようだ。張り巡らされた伏線、映像の迫力と演出、スリルとサスペンスにリアリティ。クライマックスの連続のようで、観客に一瞬の予断も許さない。が、それすらも演出だったのだ。持続しっぱなしの緊張感、張り巡らされた伏線が、そのエンディングで完全に昇華されるのだ。ここまで“全てがある”エンディングがあっただろうか。“全てがある”の意、それを是非体験してみて欲しい。

★★★★☆ 素晴らしい脚本

過去や未来に行ったり来たりする話は、大抵はごちゃごちゃしてわかりにくくなるものですが(この作品は過去に行くのみ)、この作品は脚本がしっかりしているため、それほどわかりにくいということはありません。素晴らしい脚本です。ただ、暴力描写が多いので、万人受けする作品ではありません。苦手な方は控えた方がいいかもしれません。人生はやり直しがきかない。たとえ過去を変えられたとしても、自分が望む完全な未来になるとは限らない。過去は変えられない。それを願うより、今自分が置かれた状況下でどう生きるかを考えなければならない。過去も大事だが現在・未来の方が大事なのだ。この作品を見てあらためて前向きに生きていかなければならないことを再認識させられた。主演のアシュトンの演技も、コメディが多かった彼のイメージ変える素晴らしいものでした。他の俳優達の演技もなかなかだったと思います。ラストのオアシスの曲が良かったです。DVDの仕様も完璧な仕様。劇場で見ることなく購入しましたが、買ってよかったと思っています。

作品の詳細

作品名:バタフライ・エフェクト
原作名:The Butterfly Effect
監督:エリック・ブレス、J・マッキー・グラバー
脚本:エリック・ブレス、J・マッキー・グラバー
公開:アメリカ 2004年1月23日、日本 2005年5月14日
上映時間:114分
制作国:アメリカ
製作費:1300万ドル
興行収入:9600万ドル
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