スリラー

捕われた女

逃亡犯によって自宅で人質に取られたシングルマザーの奮闘を描く

ストーリー:脱走犯のブライアン(デヴィッド・オイェロウォ)は息子に会いたいと必死のあまり、シングルマザーのアシュリー(ケイト・マーラ)を彼女の自宅で監禁する。捕らわれたアシュリーは、一冊の本に救いを求める・・・。

出演:デヴィッド・オイェロウォ、ケイト・マーラ、マイケル・K・ウィリアムズ 、レオノア・ヴァレラ、ジェシカ・オイェロウォ、ミミ・ロジャース、マット・ロウ、E・ロジャー・ミッチェル 、ビル・ベネット

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ オススメです

とても考えさせられる作品です。救われたのは、犯人だけではなく捕らわれた女性でもあると思います。命を掛けてまで薬に手を出さなかったことで、彼女は人生を変えるきっかけを手に入れたと思います。

★★★★★ 考えさせる映画である。

真理とは、自分の本当の姿を映す鏡のようなものだろうか?ふとした偶然から鏡に映った自分の本当の姿を見たときから、そこから逃れなくなる。それは自分のどんな欲望よりよりも強い拘束となってしまう。神とは言葉なのだろうか?自分の本当の心を呼び覚ます言葉なのだろうか?自らの本当の姿を見るためにはやはり眼がいるし、言葉を聞くには耳やある程度の知性がいる。この事件はたまたまの偶然が重なりこういうベターな結果になった。事件が起こる前に、自らの本当の姿や心に出会えたらよかったのにと思う。

★★★★☆ 犯人と女性との心のつながり

人格障害を抱え、極端な被害者意識から次々と殺人を犯す犯人、一方で薬物依存を抱えて、幼い娘と別々に暮らす女性。監禁という状況の中で、二人のやり取りが続く。逃げたい女性と逃がせられない犯人という緊張関係はありながらも、お互いの境遇を知ることで心がつながって行く。娘との約束を守るために行こうとする女性を犯人は止めなかった、むしろ、外していた携帯電話の電池を渡すという行為は何を意味するのか?行けば、通報されることは分かりきっていたはずなのに。監禁の犯人と被害者という立場を越えた心のつながりを感じた。監禁の中で、恐怖はあっても、しかし、人として必要以上に恐れることもなく、おもねることもなく、「自首をすれば生まれたばかりの息子に会える」という言葉は犯人の心に響いたはず。犯人にとって彼女は一番の理解者になっていたのかもしれない。それはこの世の中で、お互いに利用し合う人間関係がほとんどが実状であり、それよりは次元を越え、純粋な思いやりをそこに見た。だから、最後の彼女の説得にも応えたのだと思う。最後になんとかという本も人としての心を呼び覚ます大きなきっかけとなったことは興味深い。

★★☆☆☆ ケイト・マーラの無駄遣い、に同意。

ケイト・マーラという女優さんは好きなんですが・・・。アメリカのキリスト教原理主義者というのはこの手の話が好きなんですかね。ちょうど日本人が「忠臣蔵」とか「忠犬ハチ公」とか好きなように・・・。

作品の詳細

作品名:捕われた女
原作名:Captive
監督:ジェリー・ジェームソン
脚本:ブライアン・バード
公開:アメリカ 2015年9月18日、日本 劇場未公開
上映時間:97分
制作国:アメリカ
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