スリラー

クリーンスキン~許されざる敵~

テロがはびこる限り、男は戦い続ける!

ストーリー:イギリスで弁護士を目指し法律を学んでいるイスラム教徒のアッシュ(アブヒン・ガレヤ)。些細なことでイギリス人の恋人と喧嘩別れをしてしまう。そして、人種・思想の壁は厚く、法律で世界は変えられないと感じ始める。そんな悩みに葛藤しているアッシュに同胞の一派が声をかける。それから数ヶ月―アッシュは、後戻りのできない有能なテロリストへと変貌していた。一方、イギリスの諜報機関に雇われて、無差別テロを阻止しようとシークレット業務を遂行する男・ユアン(ショーン・ビーン)。彼の思いは一つ“テロが無くなるまで俺は闘う―”。そう、彼の妻は、過去にテロの犠牲となっていたのだ。そして、数年後―、ユアンは有力なテロ情報を入手する。そこには自爆テロを画策するアッシュの姿があった。ターゲットの足取りを掴み、ユアンは大規模テロの阻止に向け動き出すが・・・。

出演:ショーン・ビーン、アブヒン・ガレヤ、シャーロット・ランプリング、タペンス・ミドルトン、ピーター・ポリカープー、トム・バーク、ミシェル・ライアン、サム・ダグラス、ジェームズ・フォックス、シヴァーニ・ガイ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ イギリス映画ならではの面白さ

イギリスでの人種差別の根深さ(パキスタン人はパキと呼ばれ二級市民扱い)、アフガン介入の問題、イギリスの組織内部の政治活動と裏切り、とても深くて面白かったです。美人女優シャーロット・ランプリングが嫌なおばあさん役でした。

★★★★☆ 選挙に勝つためだったらテロリストも操る。

ロンドンのテロによって妻を亡くした諜報員がテロを阻止する為に奔走する物語。そこには上手く仕組まれた罠があって、それを一つずつ紐解いていき「黒幕」に辿り着く。ただ言い方は悪いですがその黒幕がいかにも黒幕っぽい演技だったので、登場した時から「こいつ怪しい」と思ってしまった。その辺はキャスティングミスというかもう少し練って欲しかった。「国の為だったら誰だって殺す」と言う主人公も大概なので、結局悪を倒したヒーローっぽくないのがなんともイギリス映画っぽくてよかった。アメリカ映画なら主人公にはもう少し違う結末にしたと思う。この手のジャンル(テロ阻止します系)は山ほどあるけど、今まで余り見ない感じでなかなか良かった。

作品の詳細

作品名:クリーンスキン 許されざる敵
原作名:Cleanskin
監督:ハディ・ハジェイグ
脚本:ハディ・ハジェイグ
公開:2012年3月9日
上映時間:108分
制作国:イギリス
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