ドラマ

ルックアウト/見張り

この強奪、予測不能!

強盗団が狙った獲物は記憶喪失の男!金と暴力と緊迫のクライム・アクション!

ストーリー:ある美しい夏の夜、恋人や友人とドライブ中に壮絶な事故を起こしたクリス(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)。それから4年・・・友人も恋人も失い、自分自身も短期間しか記憶を保つことができないという後遺症に苛まれ、やり場のない日々を過ごしていた。「朝起きて、服を着て、朝食を食べ・・・」と毎日の行動のすべてを小さなメモに書き記しながら、昼は学校に通い、夜は銀行で掃除係として働く淡々とした毎日。盲目だが前向きなルームメイト、ルイス(ジェフ・ダニエルズ)の陽気さでさえ、時々彼を苛立たせるのだった。誰かにわかってもらいたいという気持ちとは裏腹に、誰にも理解してもらえない心の葛藤を抱えるクリスはある日バーでラヴリーと名乗る女と出会う。これまでの生活とは一変する毎日に生きる歓びを取り戻すクリスだったが、それは、彼が勤める銀行の強盗計画に巻き込むための窃盗団の罠だった!昔のような華やかな友人たちを得たと思っていたクリスは、彼らが強盗を計画していると知り愕然とする。犯罪に手を染めることをためらうクリスだったが、銀行からも、裕福な父親からでさえも、お金を借りることができない現実を前に、自分の障害のせいで誰からも信用されていないことに失望し、犯罪に加担する決意をする。そして、銀行襲撃の当日。そこには、激しい暴力の連鎖が待ち受けていた・・・。

出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ジェフ・ダニエルズ、マシュー・グッド、アイラ・フィッシャー、ブルース・マッギル、アルバータ・ワトソン、カーラ・グギノ、ローラ・ヴァンダーヴォート、アレックス・ボースタイン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 素晴らしい映画です。

タイトルから「よくある銀行強盗もの?」と言った感じで観始めました。見終わって,タイトルとジャケットでかなり損してるなーと思いました。初めからぐーっと引きこまれました。派手な演出も爆発もありません。しかし強盗ものでここまでハラハラドキドキする映画は見たことがありません。主人公に感情移入しまくりです。同居している友人の会話も楽しいです。徐々に変わっていく周りに,主人公も変わっていき・・・じんわりきます。脚本がいいんですねー。ただ「ドーナツ警察官」については悲しい気持ちでいっぱいになりました。

★★★★★ 「いい映画を観た」という感じ

交通事故によって記憶障害を負った主人公の話だが、これが非常に面白かった。最初は精神的な部分の克服をまったりと見せられるのかと思ったが、途中から一気に展開が変わり、ここからが素晴らしかった。一旦勢いが付くと目が離せない流れになり、そのままラストまで駆け抜ける。しかも序盤の部分もしっかりと絡んでくる筋書きで最後はスッキリとした気分に。まさに「いい映画を観た」という感じだった。タイトルだけがイマイチで非常に残念。

★★★★☆ この空気が好き

自らが招いてしまった交通事故の後遺症により短時間しか記憶が保てないクリス。リアルさを排除したような静かで淡々とすすんでいき、全体像がとてもしっかりしているのでわかりやすくひたすら引き込まれていく感覚。脚本がしっかりしているのと事故シーンや銃撃シーンがあるのに、見ていて不愉快な感情が全く動かない。言葉のひとつひとつにとても重みがあり、日本語吹き替えと字幕では言葉の表現が全く異なることに気づきました。この手の類は描写がしっかりしていないと全く記憶にも残らない後味の悪い状態で終わってるはずなのに、心地が良かったです。特典映像はかなりの見もので、制作の現場や役作り、更には音声解説まで挿入されています。

作品の詳細

作品名:ルックアウト/見張り
原作名:The Lookout
監督:スコット・フランク
脚本:スコット・フランク
公開:アメリカ 2007年3月30日、日本 劇場未公開
上映時間:99分
制作国:アメリカ
製作費:1600万ドル
興行収入:540万ドル
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