ラブ・コメディ

プリティ・ワン たったひとつの恋とウソ。

ダサい私は、イケてる姉と入れ替わる

“新しい自分”で恋も人生も再スタート! ?地味で自信が持てないヒロインの姿に“共感必至”のストーリー!

ストーリー:父親と実家で暮らす地味で内気な妹ローレル(ゾーイ・カザン)と、都会で不動産会社に勤めるおしゃれで人気者の姉オードリー。ふたりは見た目も中身も正反対の双子の姉妹。ある年の誕生日、ローレルは自立するため家を出る決意をし、髪型もファッションも変えてイケてる女子へと大変身!しかしその直後、オードリーと一緒に交通事故に遭ってしまう。病院で目覚めた彼女に待ち受けていたのは、姉が亡くなったという悲しい知らせ。ところが、イメージを一新した彼女を周囲はオードリーと勘違い!?そこで、ローレルは憧れのオードリーとして人生をやり直すことを思い立つ。隣人の優しいベーゼル(ジェイク・ジョンソン)とも意気投合し、恋も仕事も順調なローレルは、彼に真実を打ち明けるが・・・はたして彼女は幸せになれるの?

出演:ゾーイ・カザン、ジェイク・ジョンソン、ジョン・キャロル・リンチ、フランキー・ショウ、シェー・ドゥリン、ロン・リビングストン、スターリング・ボーマン、サブリナ・ロイド

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ 軽妙ではないが、佳作です

社交的で活発な姉、内向的で物静かな妹。そんな真逆な性格の双子の姉妹に突然ふりかかる交通事故による不幸。そして不幸の後遺症で「姉の人生」を歩むに至った妹の心の変化と成長を描きます。「姉の人生を歩む」と言っても、ブリジット・フォンダ主演の『ルームメイト』やフランス映画『スウィッチ』みたいに人生を乗っ取るとかの怖いノリではなく、肉親や近隣の人々が自分が他者を想うほどに気にかけていてはくれなかった事実に直面、生家なのに一気に居場所を失い、いたたまれなく逃げ出したい一心で、「周辺の間違い」に便乗。「姉として」住み慣れた土地を飛び出します。なので妹が非常識だとかより、慰めのつもりで言われた無神経で心ない一言「(死んだのは)妹で良かった」で絶句し、追い打ちをかけるごとく(自分の)埋葬の場でも「お悔やみ」の言葉が親しい人誰からも出ず、誰の心にも自分が存在しなかったと知った時、罪深い行動とは理解しつつも悲しい怒りに押し流され「姉になりすます」心情は痛いほど理解できます。不思議な作用で2人の性格が入れ替わる、先に挙げた恐怖談としての入れ替わりは比較的見かけますが、「自身の認識」と「現実の差異」で入れ替わりを決意させる着眼点は珍しく新鮮だし、脚本での心情の掘り下げ、構成力に感心致しました。やがて「姉として活きる」事への無理と、自身を封印した無理が絡み、加えけっして肉親が自分の死に無関心ではなかったと気づいた時、主人公は真実の告白と謝罪に向き合う決意を固め、改めて「姉も望んでいた独り立ち」を成しとげる一歩を踏み出す姿は、数あるハリウッド式成長物語の中でも注目に値すると感じます。

★★★☆☆ ロマコメの割に話が重い

小さな町で暮らす冴えない双子の妹が、交通事故で亡くなった姉に成りすまして街へ出ていくというストーリー。ロマコメと紹介されていて、たしかにコメディではあるのだが、その色はかなり薄い。そう感じてしまうのは、滅多にお目にかかれなさそうなこのシチュエーションを、コメディを成り立たせるための口実にとどまらず、なるべくリアルに描き出そうとしているからではないだろうか。そのため、ひとりの家族の死というものが重々しく感じられる分、コメディとして楽しめなくなっているのである。正直、そこはもう割り切ってしまった方がよかったのではないだろうか。パッケージと中身が別物のように感じられて、残念感を覚えてしまった。

作品の詳細

作品名:プリティ・ワン たったひとつの恋とウソ
原作名:The Pretty One
監督:ジニー・ラマルク
脚本:ジニー・ラマルク
公開:2013年4月20日
上映時間:90分
制作国:アメリカ
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