誰が子供を殺せるというのか?
1977年の日本公開の衝撃から36年、あのスパニッシュ・ホラーの傑作が現代に甦る！
ストーリー：新婚カップルのフランシス(エボン・モス・バクラック)とベス(ヴィネッサ・ショウ)は、休暇を利用してスペインの沖にある孤島への旅を計画する。ベスは子供を身ごもっており、子供が生まれる前に2人だけで最後の旅行に出る計画だったのだ。島に着くと何故かそこには子供しか見当たらない。隠れ潜んでいた1人の男を発見するが、その男から「ある日を境に突然子供たちが襲いかかってきた」という話を聞かされる。島に残った大人はわずか。そのわずかな大人も、2人の目の前で殺されていくのだった・・・。
出演：ヴィネッサ・ショウ、エボン・モス・バクラック、ダニエル・ヒメネス・カチョ、ヘラルド・タラセナ、アレハンドラ・アルバレジ
★★★★☆ B級映画のお手本
映画っていうのはお金を掛ければいいってもんじゃないっ！というお手本です。まず、主人公もヒロインもお馬鹿さん。これはもうBホラーの鉄板ですね。妊娠7ヶ月で旅行？うん、もうその時点でスゲーよ。流石メインキャストだよね。そうでなくっちゃね。あぶねぇーガキから、逃げてるのに手ぶらでランですか、そうですか。武器と食料持ってなかったっけ？うん。確かにそれぐらいの危機管理能力じゃないと、主役やヒロインなんて張れないよね。うん。自分がモブだってことが良くわかるよ。そして自分が殺されかかっても、相手を手にかけちゃダメですか。うん。素晴らしい道徳観念だ。
そして、最後までな～んにも解き明かされることはない。そうです。理不尽こそ誉。不条理こそ上等。さて、アナタはどれだけツッコミを入れられるかな？
作品の詳細
| 作品名：ザ・チャイルド |
| 原作名：Come Out and Play |
| 監督：マキノフ |
| 脚本：マキノフ |
| 公開：2013年9月6日 |
| 上映時間：83分 |
| 制作国：メキシコ |
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