スリラー

パーフェクトゲーム 究極の選択

『ハンニバル・ライジング』のスタッフが放つサイコサスペンス

ストーリー:ある夜、橋の上で女の変死体が発見される。死因は感電死。さらに殺される前に身体を切り開かれ、内臓が摘出されていた。そして身体に刻まれた意味不明の「WΔZ」という文字。捜査にあたった刑事のエディ(ステラン・スカルスガルド)は、その女と付き合いのあったウェスリー(マイケル・リーブマン)という男を訪ねる。しかし、彼もまた首を吊って死亡していた。その男の死体には拷問の痕があり、またも身体に刻まれた「WΔZ」の文字。そして解剖の結果、男は自殺と断定された。しかし、これはまだゲームの序章に過ぎなかった。そして第二の殺人事件が起こる。果たして犯人の目的とは?「WΔZ」の意味とは?事件を追い続けるエディに犯人の手が迫る。いつの間にか彼も、この“死のゲーム”のプレイヤーとなっていたのだ・・・。

出演:ステラン・スカルスガルド、メリッサ・ジョージ、セルマ・ブレア、トム・ハーディ、アシュリー・ウォルターズ、ポール・ケイ、マイケル・ワイルドマン、サリー・ホーキンス、マイケル・リーブマン、ジョン・シャリアン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ かなり残酷なクライムサスペンスといったところか…

アルバトロス作品なのでB級かと思いきや、れっきとしたAクラス作品。キャスティングがメジャー俳優を揃えているので興味を持ったのだが、購入して損はなかった。パーフェクトゲームという邦題がついているが、ゲームという感覚ではなく、これまでにない猟奇犯罪ものという感じ。ステラン・スカルスゲルド、メリッサ・ジョージ、セルマ・ブレア…おのおの役にはまっている。とくにセルマ・ブレアはチンピラに暴行されるシーンなどボロボロの体当たり演技をみせてくれる。予算はあまりかかってないが、陰湿でコントラストの強いノワール的な映像のタッチが、B級には出せない重厚な世界観を築いており、十分に入り込める。残酷シーンも相当なレベルで非常に説得力があり、緊張感を持続させる演出は見事。技術的にはかなり高度なレベルでつくられている作品だが、残酷描写が強烈すぎてその手が弱い人にはすすめられない。

作品の詳細

作品名:パーフェクトゲーム 究極の選択
原作名:WΔZ
監督:トム・シャンクランド
脚本:クライヴ・ブラッドリー
公開:イギリス 2008年2月22日
上映時間:104分
制作国:イギリス
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