スリラー

リビング・デス 殺しの前戯

刻まれた身体、犯された命。屋根裏部屋で行われる復讐の儀式・・・

ストーリー:浮気相手を拷問具で痛めつけ、加虐的な快楽を楽しむヴィクター(グレッグ・ブリック)。そんな彼に嫌気が差していた妻のエリザベス(クリスティ・スワンソン)は、自分の浮気相手と手を組み、彼を殺して莫大な遺産を奪い取ろうと画策する。ところが、毒を盛って殺害したかに見えたヴィクターは、仮死状態になっていただけで生きていたのだった! やがて、蘇ったヴィクターの恐ろしいサディスティックな復讐の儀式が始まる・・・。

出演:クリスティ・スワンソン、グレッグ・ブリック、ジョシュア・ピース、ケルシー・マセソン、ニール・フォスター、マーク・ヒコックス、ヴィク・サヘイ、ジェニファー・ヴァイザー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ わ〜い 変な映画!

変な映画大好き人間な私にとっては、久しぶりに琴線にふれて内臓も震える1本!でもあくまで変な映画好き限定の、内容はぐだぐだで収拾がつかないままぐずぐずと終わっていく映画ですが・・・。でもこれかなり面白いですよ。パッケージで想像されるような、“ホステル”系のホラーとは全く違います。ただの壮絶な痴話喧嘩話です。これ笑って見てていいんだよなぁとちょっと不安になりながらも、クスクスと笑いが漏れてしまう。いやこれ本当に変な映画です。このへんてこりんさ加減は、見ていただかないと何とも・・。これ笑えるブラックジョークスプラッターサスペンスということでいいんでしょうか?わざとハズしているようにも思えないんですけど、真面目な語り口で強引につきすすむこの映画、やっぱりとっても変!です。これちょっと好きです。

★★★☆☆ 毒殺未遂が生んだ珍事件の結末とは…。

エリン・ベリー監督による変り種のB級スリラー(ホラー)映画怪作(2006年製作)。ジャケットのように美女が拷問にかけられる鬼畜系の映画ではない。異常性癖を持つ夫と財産を狙う妻の痴話喧嘩的な愛憎惨劇物語。夫(グレッグ・ブリック)の日常的な生活行動に視点を置いて観ると、最初から最後まで波瀾万丈、奇々怪々、奇想天外、吃驚仰天である。彼は傲慢で自分勝手だが、どこか憎めない存在である。悪妻(クリスティ・スワンソン)の方は、狡猾老獪で憎々しい(笑)。薄気味悪さと何処かすっ呆けた様な滑稽な雰囲気が漂う奇妙な演出である。見所として「死体解剖室」と「墓場で蘇生」の奇妙な衝撃シーンが、面白可笑しい。グロ・ゴア度は中途半端ながらも、仮死状態の恐怖をユニークな視点で描き、悪趣味で笑える要素が随所に溢れた展開など、マニア心を擽るのだ。何とも言えない捨てがたい魅力を持った好事家向けの1本である。

作品の詳細

作品名:リビング・デス 殺しの前戯
原作名:Living Death
監督:エリン・ベリー
脚本:エリン・ベリー
公開:2006年
上映時間:85分
制作国:カナダ
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