スリラー

ドラゴン・タトゥーの女

40年前に起きた少女失踪事件、ミカエルとリスベット、悪だけが解き明かす恐るべき真実

ストーリー:スウェーデンを揺るがせた財界汚職事件の告発記事を書きながら名誉棄損裁判で敗訴したミカエル(ダニエル・クレイグ)は意気消沈の日々を送っていた。ある日、彼のもとにスェーデン有数の財閥ヴァンゲルの元会長ヘンリック・ヴァンゲル老人(クリストファー・プラマー)から家族史編纂の依頼が舞い込む。実はヘンリックの真の目的は40年前に起きた親族の娘ハリエット失踪事件の真相究明だった。ヴァンゲルはハリエットが一族の誰かに殺害されたと信じていた。40年前に一族が住む孤島から何の痕跡も残さず消えた少女。成功の陰に隠された一族の血塗られた過去に気づくものの手がかりの掴めないミカエルは、一族の弁護士から天才的な資料収集能力の持ち主であるとして、ある人物を紹介される。リスベット(ルーニー・マーラ)という名の、顔色が悪く、拒食症患者のように、がりがりに痩せた女。この小柄な女の肩口から背中にかけて、龍の刺青(ドラゴン・タトゥー/ルビ)が異彩を放っていた。意外なことに彼女はこの事件に異様な関心を示す。そして彼女はハリエットの日記に記された聖書にまつわる数字が、ロシアの国境付近で未解決のままとなっている連続猟奇殺人事件と関連があることを突き止めるのだった・・・。

出演:ダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラ、クリストファー・プラマー、ステラン・スカルスガルド、スティーヴン・バーコフ、ロビン・ライト、ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン、ジョエリー・リチャードソン、ジュリアン・サンズ、エロディ・ユン、エンベス・デイヴィッツ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ かなり面白い!

しかし、内容的にはかなりハード。見ている途中で「犬神家の一族」を思い出してしまったわけだが・・・。時間に余裕を持って真剣に観ないと付いていけません。おっちゃんはウトウトしながら途中で何度も戻りながら、ストーリーが分からなくなり、結局最初から気合を入れて観ました。最後のシーン、一寸涙が出そうでしたが、やはり、こんな生き方が「ドラゴンタトゥーの女」なんでしょうね。

★★★★★ 何度も繰り返し観てしまう。

映画館でやっていた当時は、過激な演出が多いと聞いていて、そういうものにあまり耐性がない私は敬遠し観ることができませんでした。ようやくAmazonで購入し、この映画の魅力に取り憑かれ、もう何度繰り返し観ているか分かりません。ルーニー・マーラ演じるリスベットの魅力が特に光ります。スピーディーに展開するストーリー、完璧な伏線、そして何とも余韻の残るラスト。作品を取り巻く陰鬱としたストックホルムの空気。この作品のすべてが愛しいです。過激な描写も確かにありますが、それ以上に観進めるに連れて好奇心が止まらない作品になっていると思います。そういったものが苦手な方も、もし良かったら勇気を出してご覧になってみてください。

★★★★☆ 最後まで観なきゃダメです。

子供には観せたくないような過激なシーンがありますが、作品には必要な場面ですので、先ずは大人だけで鑑賞する事をお薦めします。最後のシーンは切なくなってしまいます。個人的には別の選択肢もあったのでは?と。一度は観ても良いと思いました。

★★★★☆ 面白かった!!!

ずーと気になっていた作品。二時間半とかなり長いのでなかなか見る時間がなかったので渋ってはいたが時間が空いたので視聴。謎解きがリアルで頭の中で考えるのが楽しかったし女優さんが魅力的で引き込まれた。最初はただの精神異常者としか捉えられなかったが作品が進むにつれて彼女の良さが出てきていた。ただ、作品のストーリーの中心となる一族の関係を整理するのが大変で字幕だけだとなんとなくで話が進んでしまった。(それでも重要な部分だけ把握できていればOK)また、二時間半と時間が十分にあったためストーリーが丁寧で意味が不明なジャンプもなく最後まで十分に楽しむことができたのはよかった。ただ、ラストのシーンはなんとも。あのシーンでリズベットの孤独さ、リズベットの今までの人生そのものを描写したかったのだろうとも読み取れるが、もう少し良いラストはなかったのかとも思ったり。

★★★☆☆ 作品の価値

近年の映画にしては脚本が素晴らしく、練り込まれたセリフシーンを枢軸にした娯楽映画とは思えない演出。美しさが冴える銀残しの冷たい映像世界に酔いしれる崇高な作品なのに… あのモザイクのせいで台無し。あれですよ、美術の教科書の芸術作品にモザイクなんかかけますか?まったく作品を愚弄してる。あれのお陰で作品の評価が落ちました。修正されるまで観たくないです。

★★★☆☆ 良い雰囲気出てます

デビッド・フィンチャーらしい雰囲気が満載です。もともとのオリジナル作品である”ミレニアム”は、退廃的なところとか残虐なところなど、どことなく”セブン”に似た雰囲気があり、親和性は高いと思ってましたがそこは期待通りでした。
ただ、一番期待していたのはラスト。本作では、オリジナルと違うラストが用意されているとのことだったので、”セブン”や”ファイト・クラブ”のように「あっ」と言わせてくれるかと思いきやそこはちょっと肩透かしでした。でもデビッド・フィンチャー好きには十分楽しめると思います。

作品の詳細

作品名:ドラゴン・タトゥーの女
原作名:The Girl with the Dragon Tattoo
監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:スティーヴン・ザイリアン
原作:スティーグ・ラーソン
公開:アメリカ 2011年12月20日、日本 2012年2月10日
上映時間:158分
制作国:アメリカ、イギリス、ドイツ、スウェーデン
製作費:9000万ドル
興行収入:2億3200万ドル
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