4大怪獣が繰り広げる圧巻のスペクタクル・バトル!
ストーリー:モナークの前進基地に住むエマ(ヴェラ・ファーミガ)と娘のマディソン(ミリー・ボビー・ブラウン)は、突如傭兵部隊に襲われ、巨大生物とコミュニケーションをとることのできる音響装置“オルカ”と共に連れ去られてしまった。モナークの幹部・芹沢博士(渡辺謙)はエマの元夫でオルカの共同開発者であるマーク(カイル・チャンドラー)に協力を要請。マークは娘を助けるために二人を探すことを承諾するが、行く先々でキングギドラ、ラドン、モスラが次々と復活し、さらにゴジラが現れて怒涛の死闘が展開されていく・・・。
出演:カイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、ミリー・ボビー・ブラウン、レクシー・レイブ、チャン・ツィイー、ブラッドリー・ウィットフォード、サリー・ホーキンス、トーマス・ミドルディッチ、アイシャ・ハインズ、チャールズ・ダンス、デヴィッド・ストラザーン、CCH・パウンダー、渡辺謙
★★★★★ ゴジラファンによる、ゴジラファンのための映
ゴジラと言えば怪獣同士の対決が売りですが、着ぐるみと模型による特撮は「怪獣プロレス」と揶揄もされて来ました。しかし本作は最新CGによって、迫力あるバトルが実現しています。ストーリーは「ゴジラがキングギドラと怪獣王の座を争う」というシンプルなモノ。あくまで怪獣メインのため、人間は狂言回しに過ぎませんが、渡辺謙をはじめ印象的なキャラとシーンでストーリーを紡いで行きます。全編を通して歴代ゴジラ映画の要素満載であり(ネタ元が分からなくても支障は無し)、中でも最高なのが楽曲。ゴジラ未見の人でも知ってる「あの」テーマ曲をはじめ、適度にアレンジされた懐かしのBGMが要所要所で流れ、ファン心理を刺激します。怪獣達もそれぞれキャラが立っており(特にラドン)、CGによる表情の豊かさも相まって、人間の役者達より愛着が湧くほど。前述を裏返せば「人間ドラマが薄く、ファン向けの、VFX頼みの映画」とも言え、怪獣映画に興味の無い方には不向きかも。安易に自己犠牲に頼る点もいただけません。しかし、過剰なまでの怪獣愛によって描かれる、神秘的とも言える映像美と大迫力の怪獣バトルが、それらの欠点を些細なモノとして吹き飛ばします。多くのファンが長年ハリウッドに期待していた内容となった本作は、子供はもとより、いい年になった大人も童心に帰って楽しめる、最高の怪獣映画です。
★★★★☆ 面白かったけど、予想をはるかに裏切られた。
怪獣達の大バトルはすごかったけど、人間ドラマは最悪だった。悪役は他にもいたのに、どうしてあそこで、被害者のはずのあの人が悪役になってしまうのか・・・、納得がいきませんでした。まあ、それが次回作の伏線になるのだろうけど、どうせなら人間ドラマの方も妥協せずに作って欲しかった。次回作こそ期待してます。
作品の詳細
作品名:ゴジラ キング・オブ・モンスターズ |
原作名:Godzilla: King of the Monsters |
監督:マイケル・ドハティ |
脚本:マックス・ボレンスタイン |
公開:アメリカ 2019年5月31日 |
上映時間:132分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1億7000万ドル |
興行収入:3億8600万ドル |
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